2004年06月11日

配信ビジネスにおけるアーティスト収入の考察(Unforgettable Daysさん)

Unforgettable Daysさんの『「1曲=100円」時代のアーティスト収入』というエントリーで、配信ビジネスが主になったらどのくらいの収入がアーティストにもたらされるのか、考察をなさっています。大体、15曲で手取り330万円くらいになるのではないかと。
大雑把な試算であることは文中でも言及されており、詳細に検討してみるとこの数値が上下することはありえますし、その上下幅も未知数なのですが、非常に面白いです。
ただ、エントリーを読む限り、(私が思いつく限りで)2つの要素が考察から外れているようなので、一応書いておこうかと。
1つは、ライブ収入。配信からの収入に絞ったからなのでしょうが、ライブから得られる収入には触れられていません。
もう1つは、廃盤がなくなることについてのメリット。配信ビジネスが音楽業界の主流となった場合、現在のCDを中心とした形態よりもカタログ落ち、廃盤が劇的に減ることが予想されます。これはアーティストにとってプラスに働くでしょう。

まあ、詳細に検討しようとしたら、iTuneにおける利益配分がどのようになっているかとか、以前からネットでの配信を行っているアーティスト(Todd Rundgrenとか)の話を聞いてみるとか、そういったことが必要になってくるのでしょうね。誰かやってくれねえかな。

結論としては、Todd Rundgrenをここにつれて来い、と。
そしたら、握手してもらって、シャツにサインしてもらおう。うん。
posted by 旅烏 at 15:45| Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CDの研磨

以前働いていた新古書店に、CDを中心に本やらゲームやら持っていった。「……苦しいんですか?」と同情される。ええ、苦しいですとも。誰か、早く雇っておくれ。
ついでに頼み込んで、傷できちんと(?)聴けなくなってしまったTALKING HEADS“NAKED”を研磨してもらった。
ずいぶんと情けをかけてもらい、64点で12000円也。ありがとうございます。

家に帰り、“NAKED”を聴きなおす。ロックのことは碌に知らないし、TALKING HEADSのアルバムだって3枚しか持っていないんだが、これといい“REMAIN IN LIGHT”といい、ブラックミュージックのファンからの再評価があってもいいだろうに。それとも、私が知らないだけで再評価されてるのだろうか。普段音楽雑誌とか読まないからなあ。
その後、晩飯を作ってから、何枚かCDを持ってきて、好きな曲を聴いて過ごしていたのだが、これまであまり聴きこんでいなかったThe Pharcyde“PEACOCK SERIES Vol.1”がかなりカッコいいことに今更気がついた。いや、やっぱり1stや2ndの方が好きではあるんだけれど、これはこれで。
IMANIのソロアルバムも欲しいんだけど、今は倹約しないとなあ。全部貧乏が悪いのだ。
posted by 旅烏 at 03:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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