詳しいレポートに仕上げてらっしゃいますので、まだご覧になっていない方は是非ご一読を。
やはり焦点は
・輸入禁止期間の短縮
・付帯決議通り運用されるかどうか、監視の続行
・問題の存在をきちんと知らせる活動の続行
といったことになるようです。また、文化庁の役人もwebは毎日チェックしているそうで、声を上げ続けることが大事であるとも。
皆様、しつこくしつこく参りましょう。
とりあえず、私は粘着質ですので、そうは簡単に黙ってやんねえよ、と。
また、うちのエントリー「福山哲郎事務所からの手紙」のコメントで、TeSaさんが、当日の福山哲郎議員の発言を書き起こして下さいました。本当にありがとうございます。
以下、TeSaさんによる書き起しを転載させていただきます。
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2人目の質問(2004.6.15 22:24頃)
福山議員に対して、4点質問
反対ゼロで参院を通ってしまったことに対して説明を求む
政党の論理についての説明
党派を超えた若手議員の動きが、なぜなかったのか
出馬される身ですから、今後、参院で民主党の福山がどうするか
これらに対する、福山議員の発言。
政党の論理
私はさっきから意図的に、民主党とは一回も言っていない
僕がこの選挙に出るということも一回も言っていない
変な話ですが、そのようなことをやるから政治家は嫌われてきたと思うから、
一緒に聴いて僕の思っていることを言おうと思って来たので、
党のことは一切言っていない。
反対ゼロで参院を通ってしまったことに対して説明を求む
自公は与党、法案提出者だから。
自民党の中では一切反対意見がなかったから、法案が出てきた。
僕らの中では、ここまで深い話になっているということに対して、ごめんなさい、
そこまでの理解が、法案を見た瞬間に見れなかったのは
僕らの責任だと思います。
で、みなさんの動きを見て、
感度のいい川内さんが反応して、
衆議院では大きくなったけど、
参議院の時点では実は国会のところまで届いていなかった。
年金とか、重要法案が一杯あったので
我が党の中でも、弁解をすると、
この著作権法はB法案といって、A法案になっていなかった。
他の野党、社民共産からも殆ど異論が出なくて
参議院を通過した。
そのぐらいの時には、
みなさんの署名が集まってきて川内さんが反応した。
その点は、自分の不明を恥じながら、申し訳ないなと。
しかし、その後の動き
僕はたとえ参院が賛成しても衆院で止めようという話は
うちの政調会長にもしましたし、
現実問題としては、
付帯決議は野党が出す。高橋さんの相談を受けて、
衆議院では参議院とは違う詳しい付帯決議が出て、
何とかくさびを打とうと。
この参議院のマニュフェストで、
僕らは具体的に
「洋楽レコードCDの並行輸入が阻害されることがないよう監視し、
消費者の利益が侵害される場合には、
必要な法整備を行う。」
ということを、マニュフェストに入れました。
そこで、政党としてのチェック機能を果たそう。
僕自身は、みなさんと連携できるのであればチェックしたいし、
文化庁に対してもチェックしたい。
ここで、追加質問があり、
政権を取れなかったら、マニュフェストを取り消さないか?
それでは信用されないだろう。
政党を超えて活動する覚悟が必要だ。
自民公明の議員でも分かる人はいるはずです。
との問いに対し、
福山議員
いますが、法案が出てきた時点では、自民公明の議員は
全員了承した前提で出てきますから、
勝負は、実は法案が出てくる前なのです。
これは政治の力学ですから、みなさんには
理解されにくいとは思います。
マニュフェストは我々のやりたいことのメニューですから、
政権取ろうが取るまいが、我々は言い続けます。
一回一回変えているようでは、信用されないというのは、その通りだと思います。
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