2004年08月10日

そういうものだ。

全世界で最高の作家の一人であるカート・ヴォネガットが、こんなコラムを発表したそうだ(暗いニュースリンクさんより)。
ヴォネガットはまだまだ健在ですな。
「スローターハウス5」「ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを」「母なる夜」といった、比類なき傑作群に通底する視点が、このコラムにも見て取れる。
幸いにして、ヴォネガットの作品の多くは日本でも翻訳されており、その大半が現在でも入手可能である、多分。
ひとりでも多くの方が、ヴォネガットの作品を読むといいなと思う。
posted by 旅烏 at 21:49| Comment(6) | TrackBack(8) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジーン・ウルフ等

「ケルベロス第五の首」ジーン・ウルフ/柳下毅一郎 訳(国書刊行会)
「バッテリー」「バッテリー2」あさのあつこ(角川文庫)
「きみのカケラ」高橋しん(サンデーコミックス)

ようやくジーン・ウルフ刊行ですよ!
国書刊行会のSF文学叢書<未来の文学>全5巻がスタートですよ!
ウルフ以降は「エンペディング」(イアン・ワトスン)、「アジアの岸辺」(トマス・M・ディッシュ)、「ヴィーナス・プラス・X」(シオドア・スタージョン)、「宇宙舟歌」(R・A・ラファティ)と強力なラインナップ。
好評につき、第二期がなんてことになったら嬉しい。で、次回はノーマン・スピンラッドとかジョアンナ・ラスとか入ったりして。
でも、そうすると完結には10年くらいかかりそうな気がしますが(笑)。
posted by 旅烏 at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 購入したCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Free Music Watchdog(ry

と、いうわけで、Blog「私たち音楽関係者は、著作権法改定による輸入CD規制に反対します」が、装いも新たに「Free Music Watchdog:音楽メディア関係者有志による情報中継所」として新装開店したようです。
アイコンが、結構ツボにきました。
リニューアルにあたっての文章を一部引用させていただきますと

−−−−−−−−−−

 そこでわたしたちは「Free Music Watchdog」という新しい監視ネットワークを提案します。輸入権に限らず、強すぎる著作権管理などで音楽の楽しみ、選択肢の自由が奪われないように各方面の動きを監視していこうというものです。このネットワークは定まった組織ではなく、一切のヒエラルキーはありません。このブログもそのネットワークへの情報中継のためのサイトのひとつです。

 それぞれが自分で考え、出来ることをやりながら、音楽関係者を含む心ある音楽ファンが緩やかに連携して、音楽の自由を阻害しようとする人たちから<煙たがられる>ような存在を目指していきたいと考えています。

−−−−−−−−−−

ゆるやかにしなやかにいきたいですね。
誰かが中心的存在になってしまわないようなものが理想でしょうか。

posted by 旅烏 at 01:52| Comment(0) | TrackBack(4) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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