エイベックスとソニーは直前での体調不良が報じられ、調整に難。まして、エイベックスは鞍上がテン乗りの松浦ということもあり、不安は拭えない。
というわけで、三番手に甘んじていた東芝が俄然注目を浴びている。問題は英EMI軍団の意向か。ゴドルフィンのように日本の競馬界にまで関心を持っているかどうか。EMIが賞金的にも大したことの無い、極東の逆輸入盤競争にどれだけ意欲を持っているのか、疑問に思うところもあるのだ。
というわけで、当サイトでは本命に10:ポニーキャニオンを推す。馬券にこそからめなかったが、トライアルのCCCDメモリアルで見せた末足には目を見張ることがあった。陣営も目標を輸入権ダービーに定めて虎視眈々。ましてや、オーナーが理事会の理事長職についてから初のビッグタイトル、ここは負けられない。空気の読めない東芝の大逃げに、調整不足のエイベックスとソニーが巻き込まれ、あえぐ実績馬たちをポニカが一気に差し切る。
狙って見て面白いのは3:キングレコード。CCCDメモリアルでは散々な結果。重賞勝ちもないが、アニメが大きな位置を占めるであろうアジアにおける日本音楽の状況を考えると、陣営の意気込みが違う。当日はドロドロの不良馬場が予想され、雨の鬼の真価を発揮か。
馬券は10:ポニーキャニオン、3:キングレコードを軸に、三連複で手広く。
三連単では
10−3−6
10−3−9
10−6−3
10−9−3