2004年11月17日

クリエイティブ・コモンズのコンピレーションアルバムにダン・ナカムラやCHUCK Dが参加!

既に各所で報じられ、取り上げられているBlogも多いんだけども、なんでもクリエイティブ・コモンズの趣旨に賛同するミュージシャンたちがCD作ったそうで、コピーしてもファイル交換しても、広告目的だったり丸々ぱくったりしない限りサンプリングしてもいいよ、という趣旨の代物。
私は音楽配信メモさんのエントリで最初に知ったので、音楽配信メモさんにリンクさせていただきましょう。こちら
でもみんな「ビースティー・ボーイズや日本からはコーネリアスが…」ってな具合の紹介なので、あえて違う人たちをタイトルに入れてみた。CHUCK D、まだ元気なんだな。
CDは日本語版が潰れて久しい米国のWIRED誌にくっついているらしい。あー、昔ウィリアム・ギブスンのインタビューに釣られて一回だけ買ったことがあるわ。当時はPC持ってなかったけど。で、クリエイティブ・コモンズのサイトでのインフォメーションはこちら。視聴も出来るので、興味のある方は是非。
著作権を緩和すべしという側から出てきた面白い動きだし、これが盛んになれば本格的に面白くなる可能性も秘めていると思う。




ええと、以下、著作権云々をしばし忘れてぶっちゃけますと。
個人的にはこの面子、微妙だなー(笑)。
なんか「日本からはコーネリアスが参加」って感じなんだが、日本のレコード会社には縁が無いとはいえ、DAN THE AUTOMATOR(ダン・ナカムラ)も参加しているんだから、もうちょっと注目してあげようよ(笑)。日本が誇る曲者プロデューサーなんだから。
あと、BRYAN ENOやPETER GABRIELにもちゃんと声かけてあげようぜ(笑)
CD-Rに焼いてもコピーしてもファイル交換してもOKってのはリスナーにしてみればありがたいだろうけど(個人的にはいずれも縁がありませんが)、サンプリングソースとして有効に機能し得るかというとちょっと疑問。
「さあ、サンプリングしてもOKだよ!」ってな感じで並べられた楽曲群をサンプリングするってのは、うーむ。それよりも、自分の手で音源漁って、自分の見つけたフレーズ使ってっていうのが、DJ気質としてあるんじゃなかろうか。DJなんざやったこと無いけど。
逆に言うと、このCDに収められた楽曲をサンプリングしてもらって、いっちょアンダーグラウンドスマッシュのひとつでもスパーンと出してもらえれば、いよいよ面白くもなってくると思う。
てか、クリエイティブ・コモンズのサイト読んでみるとnoncommercial purposes onlyなんていう具合に書いてあるわ(全部の曲がじゃないけど)。要するに、ネタとして使っていい曲と使っちゃダメな曲があるみたいね。
リスナーにとっては使いやすいありがたいものだと思うけど、これをシーンの活性化にまでつなげようなんて大それたことまで考えると、あと一歩「クリエイターにとって使いやすい」というところまでいかないとうまく機能しないだろうなーなどと愚考する次第。
posted by 旅烏 at 23:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なぜ2枚組にしたのか小一時間……

雑貨屋の広報掲示室さんのエントリ「60 Minutes」に激しく同意すべく、華麗にトラックバック。
そうそう。あまりに長いアルバムってのはだるいというかだれるというか。裏ジャケみて曲数が20曲以上もあったり、しかもそれが2枚組だったりした日にはもう嫌な予感がして仕方がないとういうのは俺だけではあるまいと信じたい。
アレですよ。流した20曲よりも厳選された8曲ですよ。
もう2枚組というだけで亜qwせdrftgyふじこlp;@
2枚組はベスト盤だけでいいっすよ、もう。
個人的な理想は12〜14曲程度。スキットもいらんよ、もう。
posted by 旅烏 at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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