2005年03月31日

ご利用は計画的に

おい、おまいらにおかれましては新社会人、ご入学ご卒業お慶び申し上げます。
てえとこの時期引越しがえらいことになるわけでありまして、引越し業者の方におかれましては毎日えれえことになっているのではないかと想像いたしますが、とりあえずおまいら、一度にまとめて大量に何人も引越しで要らなくなった本を買い取りにお持ちいただいて誠にありがとうございます。
誠にありがとうございますでもって、この時期の日中だったら買取1時間待ちは覚悟していただきたく。いや、マジで。

というわけで、ほらほら、旅烏さんが連日の買取ラッシュにより、ガチで死にそうになっていますよ?

お引越しは計画的に。

というか、本社もこの時期に人件費減らせとか言ってくるんじゃねえよ、ったく……
posted by 旅烏 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

薄利多売幻想

特にいい話題も無いので、再販制と薄利多売のことでも書いておこうと思う。とはいっても、別に何か目新しいことを書こうというわけでも、今話題のことを書こうというわけでもないのでよろしく。

ええと、去年から気になってはいたんだ。何が気になっていたかというと、CDや書籍に対する再販制が廃止されると価格競争が起こり、結果価格が安くなり、業界全体が薄利多売の方向へと変化していく、みたいな見方をしてるっぽい方を何人かお見かけしたりしたわけですよ(誤解の無いように書いておくと「再販制度を廃止して薄利多売に汁!」というのが、そういった方々の主たる主張というわけでは全然ないのであしからず)。
いや、多分そうはならないんだわ。


価格は間違いなく変化すると思うよ。安くなるものも出てくるだろう。
でもねえ、どの本・どのCDも安くなって消費者万歳にはなりようがないってのは、まあ、ちょっと考えればわかる話で。いや、簡単に言うと、すべての商品が薄利だったら、その店、潰れるのね。
薄利多売のイメージで売ってる店も、しっかり利益を取れる商品ってのはやっぱりあるわけでさ。
著作物の新品売って生計立てている店舗で現状一番まずい点は、もしかしてここなんじゃないかなどと漠然と思ったりする。「しっかりと利益を取れる著作物」ってのは存在しているのだろうか?
「いや、実はあるんだよ」っていうのがあったら、是非指摘をお願いいたしたく。


で、再販制が廃止されたら当然価格競争が生じるわけで、値下げ競争も起こると思うんだけど、値下したことによる利益減をカバーできる程に売上が上がるかって言ったら、そう世の中甘くないわけですよ。
煙草を思い浮かべてもらうとわかりやすいかもしれない。嗜好品である煙草は値上げしても利益が確保できるわけで、つまり裏返すと値下してもさほど効果が望めない、ということでもある。
運の悪いことに、大半の音楽、大半の書物は嗜好品でございまして、嗚呼、なんということだ。


でね、つまり価格競争は起こるだろうけど、その分の利益をどこかで確保しなければならないわけで。利益を確保するための画期的な方法でもありゃあいいんだろうけど、生憎そんなものも見当たらず、じゃあどうするかってえと値上げが起こるわけです(もちろん、商品全部の値段が上がるなんてこたあないけど)。
ちょっと見難いのだけれど、こちらなんぞ読んでいただきますと、やっぱり再販制度を廃止した諸外国でも値上げって言うのが起こってるのね。


まあ、私自身は再販なんざとっととなくしたほうが将来的に絶対よいと思っているのだけれど(つーか、再販制の下でよく在庫管理なんざできるもんだ。逆に感心するわ)、再販制が廃止されることですべての音楽・すべての書物が安くなるユートピアが出現するかというと、全くそんなことは無いよ、と。
まあ、当たり前っちゃあ当たり前で、しかも面白くも無い話ですな。
posted by 旅烏 at 01:04| Comment(1) | TrackBack(0) | 出版業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月29日

後味の悪い棚卸

さてさて、本日は毎月恒例ゲーム棚卸だったわけですが、どうにもこうにも後味が悪い。
普段よりロスが多かったというのもあるんだけれど、それよりもなによりも、内引きの疑いが三件程あるのだな、これが。

「内引き」といってもわからない方もおられるだろうから一応説明すると、要するに内部のスタッフが商品を盗むことだ。うん。

あくまでも内引きの「疑い」であるから、確定ではない。内引き以外の原因だってたくさん考えられるしね。
しかしだ、それが三件もあるとなるとなあ……

ちなみにひとつはPSP用ソフトの新品。
ふたつめはDSソフト。両方とも売場には出しておらず空パッケージを展示している。後者に至っては先週だかに出たばっかしだよ。
三つ目はDS用ソフトの中古。これも中身だけ抜き出してパッケージのみの展示にしてあるんだけれど、売場に陳列してあるパッケージの数とカウンター内に保管してある中身のソフトの数はあっていた。つまり、パッケージだけ万引きされたって訳じゃない(関係ないけど、パッケージだけ万引きされたソフトもゲームキューブで2点ほど見つかった。もう、万引きなんてこの世に生まれてこなければ良かったのに)。

いずれも売場からの万引きではなく、先月の棚卸では差数が出ておらず、おまけに携帯用ゲーム機である。ああもう、まだ可能性の段階だというのに自分の中で内引きの犯人像がくっきりしてきちゃってるよ。嫌だ嫌だ。

これで来月の棚卸でも似たようなケースが見られた日には、もう最低最悪である。
仕事の出来不出来にかかわらず、基本的に信頼して仕事してもらってるわけだからね。店舗運営に与えるダメージってのは、万引きの比じゃあないわけですよ。たとえそれが疑いであっても。

まあ、もし万が一本当に内引きだとして、現場を見つけたとしたら上司に報告し、そして十中八九警察沙汰になるわけですが(というか、警察沙汰にするべきなんだ)、その後味の悪さたるやもう、筆舌に尽くしがたく。
一回だけ、過去に内引きを押さえたことがあるんだけど(その時は商品じゃなくて備品だったんだけどね)、思い出したくも無いね。
posted by 旅烏 at 05:45| Comment(3) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月25日

ベスト/

「とりあえずメジャーデビューするとして、バンド名を『ベスト』にしてアルバム名を『ビリー・ジョエル』にして『ベスト/ビリー・ジョエル』とかにしたら怒られるかなぁ?」
といったら、バイトに鼻で笑われたよ。いぇーー。
posted by 旅烏 at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月22日

THE DAY THE NIGGAZ TOOK OVER/BLACK KOREA/別にKOREAに限ったことでは/DO THE RIGHT THING/THE JUNGLE FEVER

at most countableさんでICE CUBEについて触れてらっしゃる。いや、懐かしい話題だなぁ。思わずこうしてエントリを起こしてしまったわけですが。
エントリのタイトルは「ロス暴動とアイスキューブ」だけれども、ロス暴動について扱った曲というと真っ先に頭に浮かぶのが同じく元NWAのDR. DREによる名曲“THE DAY THE NIGGAZ TOOK OVER”。ロス暴動とは直接の関係はありませんが、ICE CUBEもそのものズバリの“BLACK KOREA”という曲を書いています。


で、なんで“BLACK KOREA”なんていう曲が書かれたかというと、近所の朝鮮人が気に入らなかったからでしょう。
では、なぜ朝鮮人が気に入らないなんていうことになったかというと、その当時、黒人は金を持っていても土地を買ったり店を借りたりといったことが中々出来ず、自分たちが手に入れることの出来ない土地を朝鮮人たちが(黒人の目から見ると)易々と手に入れ、商売してけつかる。

なんで俺たちの街の土地を俺たちが買うことが出来ず、奴らは買うことが出来るんだ?

……ってな状況が背後にあったそうでございます。いや、何かで読んだ話でございますがね。
逆に言うと、別に韓国人のやっている店だからというのが、ロス暴動のときに黒人たちの略奪にあってしまった主たる理由ではないという、そういうお話。

で、at most countableさん、映画“DO THE RIGHT THING”にも触れてはりまして、いや、あの映画の解釈については分かれるところだと思うんですが、まあそれはそれといたしまして、同じスパイク・リー監督のジャングルフィーバーに触れておこうかな、と。
ドゥ・ザ・ライト・シングは日常の細かな不満、差別がある事件をきっかけに暴動、略奪へと発展してしまう話ですが(ちなみに作中で韓国人経営の店も襲われかけております)、ジャングル・フィーバーは妻子ある黒人のエリートビジネスマンがイタリア系の女性と不倫してしまう話です。
私、この映画のストーリーはあまり好きじゃないんですが、ラストシーンは大好きでしてね。ラストシーンをみるためだけでも、是非見ていただきたいってな作品でございます。

ネタバレしたくないんでラストシーンがどんなものなのかは書きませんが、ドゥ・ザ・ライト・シングで表明されているのが怒りだとすれば、ジャングル・フィーバーで表明されているのは悲しみである、といえるでしょう。
もっと言うと、前者が自分たちの置かれている社会的状況に向けられたもので、後者はその状況に自分たちの心が負けてしまっているということに向けられている、と。

つまり、同じ「差別」という問題をそれぞれ別の切り口で扱っているわけで。物事の原因といっても、かように多様でございます。

at most countableさんのエントリを読んで興味を持たれた方におかれましては、是非ドゥ・ザ・ライト・シングでけでなくジャングル・フィーバーも、出来ればスパイク・リー監督作品だけでなくマリオ・ヴァン・ピープルズ監督作品や今は亡き2PACが名を上げたJUICEあたりも。
ICE CUBEだけではなく出来ればTALIB KWELIやGANGSTARRのGURUあたりも是非。ROOTSあたりもいいですね。

at most countableのめたかさんが言われているように物事の表層にとらわれずその背後にある原因に思いを巡らすことはとても大事なことであり、また、そのためにも同じ事柄を様々な角度から眺めて見ることが大事であろうかと。
現実は多様であり、文化は多様であり、芸術もまた多様であり、時にそれはシンクロしたりします。願わくばこれを読んでいるあなたにとって、ブラックカルチャーが多様な世界への入り口とならんことを。
posted by 旅烏 at 03:22| Comment(1) | TrackBack(9) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月15日

踏切事故とドンキホーテと いっつ あ わんだふる わーるど

東武線の踏み切りで痛ましい死亡事故が起こったのは皆さんご存知の通り。事故の起こった踏切が手動式であったという点が問題視されそうな雲行きですな。
亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


さて、ドンキホーテで3名が亡くなった痛ましい放火事件、みなさん、覚えてらっしゃいますよね?
で、そのときなんか他人事に思えなくてですね。このブログでもこんなエントリを書きました。ドンキホーテ独特の陳列が火災の被害を広げたのではないかというのが争点になっていたのですが、ドンキホーテに限らず、多くのチェーンストアが抱えている大きな問題である、というような内容です。
そこに今は亡きmidnightpaxさんのサイト「素晴らしき世界」からトラックバックいただきまして(いや、サイトがなくなっただけでmidnightpax氏はご健在だと思いますが)、読みにいってみたらこれがなんとも。「メディアが取り上げていればこの惨事は防げたのではないか」ってな内容でございまして。あのなあ、これは業界全体の問題だろうって書いたエントリにトラックバックする記事の内容がこれかよ? ドンキホーテを既存のメディアが悪者にすりゃあ済む、そんな簡単な話じゃねえんだよ、と。サイトがなくなっているので、当の記事にリンクを張れないのが残念でありますが。
そんなわけで、このエントリで「素晴らしき世界」さんに批判的トラックバックを送ったのですが、当のmidnightpax氏、どこを批判されているのかどうもわからないらしく、説明するためにこんなコメントをつけさせてもらいました。以下、私のコメントの引用。


TBいただきましたエントリでも書いたことですが、この事件の背後には(外国のこたぁ知りませんが)日本の多くのチェーンストアが構造的に抱えている問題があるわけで、そういった視点はお持ちですか?
語弊があるかもしれませんが、今回の事件というのは、いつかはどこかで必ず起こるような性質の事件であったと思います。もちろん、舞台はドンキホーテに限ったことではありません。
つまり、今回の問題を解決するには、多くのチェーンストアが抱える問題を解消する、言い換えると、ある業態の構造を改革する必要があるわけです。
メディアが大きな力を持っていることはもちろん承知しておりますが、失礼ながら、メディアが「ドンキホーテの陳列は非常に危険だ」と報道したところで、構造的な問題が改まるとは思えませんし、仮に今回の犠牲は防げたとしても、いずれは似たような事件が起こっていたことでしょう。

もちろん、「いや、ここで言う(メディアが)『問題視する』というのは、ただ単にある店舗・ある会社の陳列を取り上げるだけではなく、その背後にある問題も取材・調査したうえで、それを改革するべく実態を継続的に報道していくことを指すのだ」というのなら、メディアの力はある程度有効でしょう。そういった意味で書いてらっしゃたのだとしたら、このエントリは私の読解力が不足しているが故のゴミ屑に等しい代物ですので、お詫び申し上げます。



引用終わり。
このコメントにお返事はいただけませんでしたので、midnightpax氏がどのようにこのコメントを捉えたのかはわからないんですがね。そうこうしているうちにmidnightpax氏のサイトは無くなってしまいました。


で、最近ニュースを眺めてみましても、ドンキホーテが取り上げられることはほとんど無くなってしまいました。まだ事件解決すらしていないのにね。
あれほど騒いでいたマスコミ各社も、喉元を過ぎて熱さを忘れてしまいましたか。


さて、東武で痛ましい踏切事故が起きました。事故の起こった踏切が手動式であったという点に批判が集中しそうな雲行きです。
なーんかね、構造が似ていますよね。
踏切が手動式であったことに対する批判をニュースや新聞で見かけたら、こんな点に注意して見て欲しいのです。

・事故の起こった踏み切り以外には何箇所くらい手動式の踏切があるのか
・そもそも、何故手動式を採用していたのか。そこには妥当な理由があったのか。
・そこを自動式の踏切にした場合なにか不都合は生じるのか。
・また、勤務体制等に無理な点はなかったか。

他にも取り上げるべき点はあるのでしょうが、今思いつくのはこんなところですかね。
これらの点について言及することなく、事故の起こった踏切が手動式であったことだけを大きく取り上げているような記事であったなら、そんなもんは糞の役にもたちゃあしねえ代物でしょう。
で、そんなサノバビッチな記事がいくつか出てきそうな予感。
posted by 旅烏 at 22:35| Comment(3) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

輸入盤差し止め状況クリップ

高橋健太郎氏が輸入盤の差し止め状況を取り上げてらっしゃるのでクリップ。こちらこちらでどうぞ。
税関のサイトとRIAJのサイトでの差し止め状況表示食い違いや、RIAJに加盟していないレコード会社が差し止めを申請した場合にはどこで知れば良いのか(速やかに税関で周知徹底してくれりゃあいんだけどね、どうもそうはなっていないみたいで)などなど、運用上の問題点が出てき始めましたかね、と。
ところで、RIAJのサイトでの差し止め状況表示を見てみると(こちらでどうぞ)、なんかね、avexの音源しか申請が受理されていなくて、あとは全部「申立予定」なのよね。なんでだ?
1月の段階で多くの音源が「申立予定」とされていたのに、なんでavexだけは受理されていて、最も申請タイトル数の多かったSONYを初めとしたその他のレコード会社の申請は受理されていないんだろう?
うさんくさいよねえ。邪推なんだろうけど。
posted by 旅烏 at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

恐竜博物図鑑

今日買ってきた本で、早速読んでしまったのが「おおきく振りかぶって」と「恐竜博物図鑑」。「おおきく振りかぶって」はとても面白かったんだけど、もう誉めている人がたくさんいるので、そちらを参考にしてください。私なんかよりうまく誉めている人が絶対にいるから是非そちらを。いや、本当に面白い。


で、「恐竜博物図鑑」(ヘーゼル・リチャードソン/新樹社)もとても面白かったので、そちらのほうを是非ご紹介したいな、と。
つーかさ、180種以上の恐竜を描いた美しいCGが、全篇フルカラーで収録されてるんだよ? もうそれだけで幸せですよ。
原著が2003年にでたということもあり、最近になってわかった事実や学説なんかもきちんとフォローされているらしく、「へー、そうだったんだ!」と感心したことも一度や二度じゃない。子どもの頃に図鑑に載っていた恐竜に見ほれたことがあるという人すべてにオススメしたいね、本当。
子どもの頃に読んだあの図鑑には載っていなかった恐竜がわさわさ出てくるわけですよ。この愉悦といったらもう、何物にも替えがたいものがありますな。


とまあ、本書最大の魅力は紛れもなく「新たな知見が反映された、美しい恐竜のCG」なんだけれども、それだけだったら紹介していたかどうか微妙であったりいたしまして。
実は一番ポイント高いところは、恐竜というのを進化の系統樹の中にきちんと位置づけて記載していこうという姿勢だったりするんですわ(だから恐竜「博物」図鑑だというわけらしい)。
恐竜と一言に言うけれども、恐竜ってのはどんな祖先から枝分かれしてきたのか。
さらに、恐竜自身はどのように枝分かれをして繁栄していったのか。
そして、どのような恐竜からどのような生物が枝分かれしていったのか。
ついには、恐竜の時代が終わった後にはどのような生物がどのように分かれていったのか。
これらのことを全篇フルカラーのCGを駆使して記載してあるわけです。だから、恐竜だけじゃ無しに、恐竜以前の爬虫類も、恐竜と同時代に生きた恐竜以外の生物も、その後に繁栄していった鳥類と哺乳類も、きちんとカバーしてあります。
加えて、人類偏重の愚にも陥っていない、実に良心的な作りです。進化の分岐を表す図表でも、霊長類をトップに持ってくるような真似はしていないのね。


本書は失われてしまった恐竜という生物の目もくらまんばかりの多様性に対する賛歌であり
また、その素晴らしい恐竜という生物が、素晴らしい地球上の生命が進化していく上でどのように位置づけられるのかを、科学者の良心に照らしてきちんと示そうとした良書であります。
昨年話題になった「フューチャー・イズ・ワイルド」も悪くは無かったですが、この「恐竜博物図鑑」と比べると霞んで見えてしまう。相手が悪すぎます。
生き物の不思議に心奪われたことがある方は是非。
posted by 旅烏 at 03:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

谷甲州、ひぐちアサ等

「おおきく振りかぶって(1〜3)」ひぐちアサ/アフタヌーンKC
「ぬかるんでから」佐藤哲也/文藝春秋
「パンドラ(上・下)」谷甲州/早川書房
「ホミニッド ―原人―」ロバート・J・ソウヤー/ハヤカワ文庫SF
「トリポッド3」ジョン・クリストファー/同上
「UMAハンター馬子 完全版2」田中啓文/ハヤカワ文庫JA
「ちーちゃんは悠久の向こう」日日日(あきら)/新風舎文庫
「恐竜博物図鑑」ヘーゼル・リチャードソン/新樹社

日日日はなんか話題らしいので買ってみたんだが、解説を書いている久美沙織の文章がなんとも鼻持ちならない代物で、極めて不愉快になった。まあ、その分本編は面白いに違いない。
ちなみに私はこの本のせいで久美沙織にかなり悪い印象を持っているので、閲覧者諸賢におかれましてはそこんところ割り引いていただきますよう。いや、読んでないというか読む気も起こらないけどさ、オペラント条件付けって、わかって言ってんのかね?
posted by 旅烏 at 02:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 購入した書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月09日

職場における3秒ルールの適用について

地域差はあるだろうが、「3秒ルール」というものを知っている人、多いのではないだろうか。
食べ物を床に落としても、3秒以内に拾い上げればそれは「汚くないもの」として認定され食べてもよろしいという、誠に合理的なルールである。

しかし、この3秒ルールをもってしても完全とは言いがたく、しばしば判断に苦しむような事態も生ずる。
例えばトイレの中ではどうだろうか。
トイレの中ではさすがに食べ物を落とすということは少ないだろうが、煙草ならどうだ。トイレで用を足しながら煙草をすったことがあるという人は多いのではないか。ならば、そのとき煙草をトイレの床に落としてしまったとしたらどうだろう。それでも3秒ルールは問題なく適用されるのだろうか、それともトイレの床は3秒ルールにおける大いなる例外として立ちはだかるのだろうか。








ええとつまり、職場のトイレで煙草を落として、それをすぐに拾い上げて普通にすったんですけど、やっぱり問題ありますかね、人間として。
posted by 旅烏 at 21:00| Comment(9) | TrackBack(7) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月06日

職場とダンジョンを往復している件について

最近放置していましたが、これはなぜかと申しますと仕事が忙しかったからです。
決してウィザードリィ エクスに大ハマリしていたからではなく。

いや、確かに気がつくと朝になっていたりしますが、それは眠れないついでにウィズをやっていたからで、決してウィズに夢中になっていたからではないに違いなく。

確かに作家やアーティストの名前をパーティにつけたりしていますが。

主力パーティのメンバーは

クール・G・ラップ:戦士
ドナルド・フェイゲン:侍
T-BOZ:狩人
ラクーナ・シェルドン:盗賊
クイーン・ラティファ:魔術師
ウォルター・ベッカー:僧侶

いや、確かに個人的なフェイバリットが入っていたりはいたしますが。
セカンドパーティは

フィリップ・K・ディック:修道士
バハマディア:くのいち
DJプレミア:錬金術師
スタニスワフ・レム:召喚士
R・A・ラファティ:僧侶
アメール・ラリュー:魔術師

なぜかレムの性別が♀だったりいたしますが。
しかも眼鏡っ娘だったりもするんですが。


ええ、今日もこれからひと潜りしてくるんですけどね、ええ。


ちなみに侍のテリー・ビッスンさん(南部出身・16歳)はロストしました。
posted by 旅烏 at 02:42| Comment(7) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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