2005年06月29日

競馬バトンも回ってきた

競馬バトンがまわってきました。すぺっきおさん、元気にしてはる?(笑)
小売業なもので基本的に競馬場にいけない私。昔話になってしまいそうな予感がひしひしといたしますが、とりあえず行ってみましょう。


1、ブックマーク、ソーシャルブックマークなどにおける競馬関連サイトの割合。
 今数えてみたら6個。やはり一時期と比べて少なくなっています。自分で買えないとやっぱりねー。

2、今もっとも好きな馬、騎手、調教師など
 これも、今通っていないのでパス。やっぱり、準オープンのレースとか見て、その上で選びたいし、こういうのって。

3、最後に勝った馬券(収支ではなく、精神的に「勝った」と思えた馬券)
 パス。っていうか、既に覚えてないよ(笑)。最後に取った万馬券では池添騎手にお世話になったのは覚えてますが。

4、特に思い入れのある馬5頭
 というわけで、ここは昔話(笑)。といってもそんなに前じゃないけれど。

○ナリタトップロード
 逃げるトップロードって、一度見てみたかったなあ。天皇賞で2着に突っ込んでこられたせいで馬券を外したのだけれど、むしろトップロードが勝てなかったことの方が残念だったですよ。

○ケイワンバイキング
 オープンに上がる前に軸としてお世話になりました(笑)

○ローゼンカバリー
 坂の鬼。中山のときは無条件で買っていたような覚えが。ある年、有力馬が軒並み有馬記念を回避しそうだということがあって、友人と「このままじゃ有馬の本命がローゼンカバリーになっちまうぞ、どうするよ?」とか話した覚えが(笑)。

○バーボンカントリー
 実績的にどうこういうべき馬ではないってのはわかるんだけど、一度新潟記念の本場場入場で見てねえ。競馬始めたばかりの頃だったんで忘れられない。大きくて、早そうで、なにより美しかったですよ。あの姿を見たから、その後競馬に嵌ったんじゃないかと、今になって思う。

○サニーブライアン
 ダービーのサニーブライアンは、本当に強い勝ち方をしたんだよ。すくなくとも出走馬の中では一番堂々とした競馬。素敵だったよ。


5、バトンを渡す5人
 ネット上に競馬やってる知り合いいないよ(笑)。Comical Batonの如く、ここにバトンを5つ置いておきますので、気の向いた方は拾って行ってやってください。


ていうか、俺4番の質問にしか答えてないじゃないか!(笑)。
posted by 旅烏 at 23:04| Comment(4) | TrackBack(11) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Comical Batonがまわってきた

what's my scene?さんからComical Batonが回ってきたっす。マンガ版のバトンですな。
さくっと行きましょう。さくっと。


■今ある漫画の冊数
 私も不明。これを数えるのは嫌だ。4コマが多いですが。

■今いちばん読んでいる漫画
 「いちばん」というのが良くわからないんだけど(笑)。とりあえず今連載が続いている作品で楽しみにしているのは「ラディカルホスピタル」(ひらのあゆ)、「結界師」(田辺イエロウ)あたりかなあ。


■最後に買った漫画
 職場で買ったスクールランブルの1巻〜7巻。


■よく読み返す、または特別な思い入れのある5冊
 「アクアリウム」須藤真澄
 「ご近所の博物誌」わかつきめぐみ
  なんつうか、この二つは俺の中でロウ・ファンタジーとしてほぼ完璧な作品。

 「幕張サボテンキャンパス」みずしな孝之
  今の私は4コママンガを比較的よく読むのだけれど、そのきっかけになった作品ってなんだろうかと考えると、サボキャンと「ササキ様に願いを」なんだよなあ。

 「めぞん一刻」高橋留美子
  中学時代にはまりまくった。映画も見に行ったさ(石原真理絵じゃないほう)。同時上映がうる星やつらで、こっちにもはまりまくっとったなあ。ああ、なんて典型的な私。

 「まんがサイエンス」あさりよしとお
  あさりよしとおを挙げるというところまでは自分の中ですんなり決まったのだけれど、いざどれを挙げようか迷った迷った。「ワッハマン」「なつのロケット」「宇宙家族カールビンソン」と迷った挙句結局コレに。しかし、こうやって作品並べてみると、思っていたより作風の幅が広いんだなあ。


■次にバトンを回す人
 正直、誰に回したら喜んでもらえるのか思いつかなかったので、バトンはここにおいておきます。気が向いた人は拾っていってください。



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posted by 旅烏 at 22:37| Comment(3) | TrackBack(6) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

絵文録ことのはさんからTBがきたのだけれど

起きたら絵文録ことのはさんからTBがきていた。有名なサイトさんなんでどういった内容かなあと見に行ったら、これまで出た見方をまとめた上で、広東語や北京語のラップもかっこいいっすよといった感じの内容だったので、今度機会があったら聞いてみようと思う。


……いや、有名なとこからだからなんか書いた方が良かろうと思ってこうやってキーボード叩いてはいるんだけど、本当、これくらいしか思いつかないんだよなあ(笑)。多分、何語だろうがかっこよければそれでいいじゃんというのも、「かっこいい」というのがえらく主観的で議論とか検証とかに乗りにくいというのも、おまけに「かっこいい」の基準が時代によってもガンガン移り変わっていくというのも承知した上で書いてはるからなあ。
でも、機会があったら聞いてみようと思ったのは本当です。
posted by 旅烏 at 22:00| Comment(17) | TrackBack(5) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

旅烏、怒る

オルタナソウルエイリアンさんはコメント欄とトラックバックの封印という結果に終わったわけですが、なんかもうそんなことは既にどうでも良く、私は今怒り心頭にきちゃっているわけであります。

なにが頭にくるって、このmikelogueさんだ。
事の起こりはオルタナソウルエイリアンさんが仕掛けた壮大な釣りであるところの「日本語はラップに向いていない」であり、それとウチのこちらのエントリに文中リンクを張る形でmikelougueさんが「日本語はラップに向いていない」というエントリを挙げたわけである。
そのエントリのコメント欄においていくつか突っ込みが入り、それを受けてさらに「JRAP論についての反響thx」というエントリを挙げられたのだが、いったいなんだよ、これ。


ただ最近何が普遍で何が進化するものかわからなくなってきたんで、J-RAPつぅ音楽のジャンルが世界的に認められる形で出現するという可能性もなきにしもあらず。かつてJazzからBoogieやRockが派生したように。



J-RAPつぅ音楽のジャンルだあ?
ああもう、いい加減にしてくれ。RAPはヴォーカルの一つのスタイルに過ぎない。音楽ジャンルの一つではありえないんだよ。かつてレコード会社が電気グルーヴやスチャダラパーやEAST ENDをひっくるめてJ-RAPっていうパッケージで売り出そうとしたことがあったが、もしかしてこの人の認識ってその時点でストップしてるんじゃなかろうな。もしくはよくいる「ラップとヒップホップって違うんですか?」っていうクチかい。
その程度の認識で他人様のエントリに文中リンク張って、怪しげな一般論仕立て上げて語るってか。
ああもう、頭にきた。もう完全にあったまきた。


邦楽にラップが本格的に上陸したのはつい最近のように思える。資料がないので記憶を頼りにすれば、つい5,6年前のことではないだろうか。


ライムスターの“EGOTOPIA”が95年、SOUL SCREAMの“THE DEEP”が96年、キングギドラの“空からの力”が95年。MICROPHONE PAGERの“DON'T TURN OFF YOUR LIGHT”が95年。LAMP EYEの“証言”が96年。NAKED ARTSの“浸透”が97年。さんピンCAMPが96年。YOU THE ROCKの“ザ・サウンドトラック96”が96年。スチャダラパーの“タワーリング・ナンセンス”が91年、BUDDHA BRANDの“人間発電所”が96年。

ラップというと私は「旋律の音程が後退し、リズム感が曲を構成するもの」という認識でいるのですが

歌うようにラップするラッパーの存在は無視かい。SNOOP DOGGY DOGGは超のつく大物ですがね。

その発音形態はどちらかといえば韓国語、フランス語のそれに近く(韓国語はウラル・アルタイ語圏で日本語と起源は同じ)、特にフランス語はその短縮や子音の省略といったところに語気を出さないなめらかな話し方の特徴がある。


閲覧者諸賢はご存知の通り、フランスはHIPHOPが盛んな国であり多くのHIPHOP作品が発表されているわけですが。他国の実績まで無視しますか。

あと、これは先のエントリでも書いたけれど
ラップというと私は「旋律の音程が後退し、リズム感が曲を構成するもの」という認識でいるのですが


まずはこの部分をきちんと考えなければいけないのに、その検証はどうなってるのよ。
posted by 旅烏 at 01:08| Comment(7) | TrackBack(4) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月27日

対岸の火事

さてさて、16時間勤務が続いて非常に機嫌の悪い旅烏さんがブログを更新しますよ。
オルタナソウルエイリアンさんは今日も元気に炎上中です
幾人もの尊敬すべきアーティストやその予備軍たちが真剣に取り組んでいるアートに対して、ご本人曰く「考察は穴だらけ」の状態で釣りを仕掛けたっていうんだから、そりゃ燃えるわな。対岸で見る火事というのは非常に美しいということがわかったので、今後もがんばってくださいね。応援しています。


ところでこの方の場合はというと、「語気の変化に乏しい日本語は跳躍的・瞬間的に抑揚を付けるのに非常に不適な言語である」という事実(なの? 俺は言語学はさっぱりなんでよくわからんが)と、「ラップというと私は『旋律の音程が後退し、リズム感が曲を構成するもの』という認識でいる」という私見を併置し、それで何かを論証した気になっているらしいからなんともはや。だからさ、ラップやHIPHOPが嫌いなのは結構ですから、それをいちいち一般論でっち上げて否定すんなって。というか、一般論にすらなっていないじゃないっすか。まずはあなたの私見を検討しなければね。
posted by 旅烏 at 02:17| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月20日

Musical Baton

お久しぶりのfacethemusicさんから、Musical Batonがまわってまいりました。ありがとうございます。
Musical Batonって何かというと、こういうものらしい。


海外のブログに端を発する、音楽に関する企画。

音楽に関するいくつかの質問が「バトン」として回ってきたら、自分のブログ上でこれらの質問に答え、次の 5 人を選びその人にバトンを渡す、というルール。

質問は以下の5つ。

* Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
* Song playing right now (今聞いている曲)
* The last CD I bought (最後に買った CD)
* Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲)
* Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す 5 名)



さくっといきましょうか。

* Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
 なんとゼロ。いや、本当に。綺麗さっぱり何も入っていない。ノートパソコンのスピーカーで音楽を聴く気が起きないのよね。ipodも持ってないしさ。


* Song playing right now (今聞いている曲)
 “希少情報”Twigy(from“七日間”)
 好きな曲で今でもよく聞き返してます。なんだかんだいってもワンアンドオンリーな感じ>

* The last CD I bought (最後に買った CD)
“DYNAMITE”JAMIROQUAI
 久々の新譜。でも微妙かもしんない。生演奏感なくなっちゃったなー。2nd Al.は今でも愛聴盤。


* Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲)
ていうか、この企画に乗っている人はこの項目に回答したいがために乗っかっているのではなかろうか(笑)。

Royal Scam”STEELY DAN
あえて“Aja”や“Goucho”ではなくコレを。最も洗練されたユニットであるSTEELY DANの軸足がジャズやラテンやブルースではなく「ロック」に乗っかっていた時期の最後のアルバム。特に最初の三曲は圧巻。

The Low End Theory”A TRIBE CALLED QUEST
 完成度の点では次の作品である“Midnight Marauders”に軍配が上がると思うけれども、HIPHOPに低音の魅力を見せ付けたこれでもかと今作のインパクトはさすが。ベースの一音、スネアの一音さえもがクラシック。


リスペクト”ライムスター
 “耳ヲ貸スベキ”“B-BOYイズム”“キング・オブ・ステージ”が日本のシーンに与えたインパクトを覚えているか? こんなに真剣なのに、アルバム通して聴いていると実に楽しい。最高じゃないか。個人的には近作と“グレイゾーン”がライムスターのアルバムの中では双璧。


Brown Sugar”D'ANGELO
ええ、定番ですとも。良いじゃん、好きなんだから。90年代にカーティス・メイフィールドが戻ってきたって感じか。いや、このアルバムが出た当時って、カーティス・メイフィールドをちゃんと聞いたことって無かったんだけど(笑)。鬱でサグなファルセットの怪物。今は太ってしまっているって本当かしらん?


Ruby Vroom”SOUL COUGHING
プロデューサーのチャド・ブレイクが大活躍したであろう、SOUL COUGHINGの1stにして最高傑作。ボーカルとサンプリングのぶっ壊れた世界観を、ウッドベースとドラムがきっちりまとめ上げる。彼ら自身も以後は再現することが出来なかった稀有の完成度。


* Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す 5 名)
 ええと、交友関係が狭いもので4名さんしか挙げられなかったっす。いやはや。
以下、敬称略で。

at most countable
試される。

くたばれ!さくらい
Kimのいきなりなんばすっとねあんたわ!

挙げさせていただいたサイト様におかれましては、失礼ながら勝手に挙げさせていただいただけですので、受けていただくにしろスルーするにしろ恨みっこなしということで何卒お願いいたしたく。

しかし、思ったより時間がかかったなあ(笑)。これの書籍版とかって、誰かやんないかなあ?
posted by 旅烏 at 23:58| Comment(4) | TrackBack(11) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コンパクトディスク

いや、こないだから店で中古CDが大幅値引きとなっておりまして、その売変作業のせいで昨日は徹夜してたわけですが畜生め。
まあ、さすがに値下してそれをきっちりとアピールいたしますとお客さんも反応してくれて、中古CDの売上も普段より上がっているわけであります。


めでたしめでたしかというとそうわけでもなく。
なんで値下なんぞしたかというのが問題であります。
いよいよ会社規模でCDを見捨てつつあるような予感。
在庫をざくっと減らしてCD→DVD。うむ。
posted by 旅烏 at 20:17| Comment(23) | TrackBack(5) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月15日

日本語とラップ

ちょびっと試される』さん経由でオルタナソウルエイリアンさんの「日本語はラップに向いていない」というエントリを知った。ふむふむ。


気をつけなければいけないのは、上記のエントリを読んで「ああ、日本語のラップって全部駄目なんだな」とか思ってしまうことだ。実は上記のエントリで指摘されている日本語と英語の違いって、そのまま日本語の「詩」全体にも拡張できてしまうのだな。同じ論法で「日本語は詩作に向いていない」とか「日本語は自由律俳句に向いていない」とか言えちゃうんだよ(笑)。いや、実際そうだと思いますよってんなら、それはそれでいいんだけども。


ところで「確証バイアス」ってな学術用語があってな。「新・心理学の基礎知識」(有斐閣)から引用させていただくと「人間が持つ信念、理論、仮説と一貫する情報を探索すると同時に、反証例の観察を避けようとする傾向」と定義される。


例えば、よりにもよってイルマリとエミネムのフロウを比較したりすることを指すんだが(笑)。
イルマリ(というかリップスライム)はそもそもが押韻を評価されているアーティストかというとそうじゃないわけで。個人的にはメジャーデビューアルバム「FIVE」で見せた掛け合いの妙とポップさのさじ加減がリスナーからの評価につながっているんだと思うんだわ。
そのリップスライムの曲と、押韻という点でも抑揚という点でもトップレベルにいるエミネムを比較するってのは、どうよ?
あれですよ、コーラスグループの一員とアレサ・フランクリンを比較するようなもんですよ(笑)。
どうせやるんだったら「Lose Yourself」と「ザ・グレート・アマチュアリズム」を比較するぐらいやってくれるとありがたい。


もひとついちゃもんをつけるとすると

日本語=母音5+子音20=音素25

英語=母音20+子音24=音素44


と音素の違いをもって押韻のバリエーションの違いを指摘してはるんだけど、では、その44の音素を日本人がきちんと聞き分けることが出来ているかというところが気になる。よほど他言語に堪能な人じゃない限り聞き分けることなんて出来ないよね、実際。
(オルタナソウルエイリアンさんの管理人さんが聞き分けられているかどうかはともかくとして)これを読んだ音素を44も聞き分けられない人がこれを読んで「ああそうか、俺が英語のラップはかっこよいと感じるのに日本語のラップはかっこ悪く思えるのは、この音素の数の違いというのも大きく関係しているのだな」なーんていう風に納得してしまったとしたら、やはりそれはちょっと違うだろうと。


つーかさ、ラップだろうが歌だろうがかっこいいものもかっこ悪いものもあるし、歴史も浅く認知度もまだ低くまだ試行錯誤だって終わっていない「日本語ラップ」では「日本語ロック」に比べて打率が低いってこともそりゃあるだろうさ。
でもなあ、自分の感性に合わないものを一般論仕立て上げて否定するっていうの、そろそろやめにしませんか? こっちは日本語のHIPHOPを聞き始めてから、この手の論法はもうおなか一杯(笑)。
posted by 旅烏 at 22:32| Comment(24) | TrackBack(4) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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