2005年07月28日

ソニーがLGCDをCD-DAで出しなおしへ。ていうか、「グレイゾーン」買いなおすぞ、コラ。

音楽配信メモさんによると、ソニーがレーベルゲート作品全点をCD-DAで出しなおすんですと。
ていうか、傑作「グレイゾーン」買いなおすぞ。

もっとも、それで音的にどのくらいの違いが感じられるのかというと、良くわからんけど(だって、リマスタリングするわけじゃないだろうし。LDCGだからということでマスタリングの段階で工夫している音源だってあっただろうし)、それでも買うのだ。
ああっ、なんかソニーの思う壺な気がしてきた。頭にくるな、畜生。
ソニーの社員なんか、全員深爪で苦しんでしまえば良いのさ。
posted by 旅烏 at 13:55| Comment(4) | TrackBack(4) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月27日

「タフの方舟」がえらく面白かったのよ

ジョージ・R・R・マーティンの連作短編集「タフの方舟 1 禍つ星」「タフの方舟 2 天の果実」をこの間読了。いや、これがえれえ面白かったのよ。
エコロジカル関係における、愚直なまでにストレートで割りと一面的な主張に眉をひそめる向きもあるでしょうが、まあそこは目を瞑っていただいて(大体、エンターテイメント作品では愚直なぐらいストレートな主張って傷にはならないでしょ)、ベテラン作家の筆の冴えを味わうのが吉かと。
もうビックリするくらい正統派のスペオペですよ。人を食ったような意地の悪さも含めて。
上で挙げた「愚直なくらいストレートな主張」ってのも、それと見解を異にする人物(この人の姐さんっぷりがまたいいんだ)とのディスカッションという形で楽しめるものに仕立てているあたりが、また卒がない。
現代に蘇った意地の悪い「メドシップ」ってな感じ。そういやメドシップも正統派スペオペだったわなあ。メドシップにはいたヒーローってのがタフの方舟ではいないのは、時代の流れって奴ですかね。
posted by 旅烏 at 18:20| Comment(0) | TrackBack(4) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

100円の書籍は自殺行為なのかな

本屋のほんねさんで来るべき100円の世界というエントリが掲載されていた。でね、どうも気になって仕方ないんだけども。
100円の本を好ましく思っていないというのはひしひしと伝わってくるのだけれども、何故好ましくないってことになるのか、それがなんかよくわからないのだな。


ええと、100円の本を導入するかどうかというのは、それに見合った収益が上げられるかどうか、ということだわな。100円の本を置くよりも、他のこういった本を置いた方が収益が上げられるというのなら、わざわざ100円の本を置くことなんかないし。


……なんかこれで話が終わってしまった感がしないでもないのだけれど、話を続ける。
気になるのは、本屋のほんねさんの使っていた「薄利多売」「粗製濫造」というキーワードなんだわ。


少々意地の悪い言い方をすると、出版というのは既に「薄利多売」で「粗製濫造」な状態に陥っているともいえるんじゃないかなと思うんだわ。
だってさ、本屋に入る利益が少ないってのは良く聞く話だし、そのうえベストセラー依存体質で、新刊の発行点数はストップ高って、これが薄利多売で粗製濫造じゃなくてなんだって言うのさ(笑)。
今更100円本くらいで何言うとんねん。「安い本」というニッチを埋めているだけのことじゃないか。


でもそんな中でも生きていかなければいけないわけで、じゃあ、どうすれば生活が楽になるのだろう。
っていうか、そのためにはそもそも流通のしくみを変えてもっと収益の上げやすく、かつ無駄な在庫を印刷しないようにしていくような仕組みを模索していかなければいけないなんていうのは、実は結構たくさんの人が思っていることだと思うんだ。
そこに目を瞑って、100円本やコンビニ向けの本のことを「粗製濫造」「薄利多売」と非難していくのは、的外れな八つ当たりでしかない。


繰り返しになるけれども、実際に店に100円の本を導入するかどうかは、それでより利益を上げることが出来るかどうかってなことになってくるので、「粗製濫造」やら「薄利多売」やらといった話とはまた別次元の話になる。
であるから、今書いているこの文章は「新刊書店が100円の本を導入しないこと」を批判するものではないので、そこのところはくれぐれも。



追記:「ただでさえ粗製濫造の気があるところに、さらにその傾向を加速させるような商品を投入しても仕方あるまい」みたいな理屈なのかな? それならなんとなくわからないでもない。
posted by 旅烏 at 17:55| Comment(24) | TrackBack(5) | 出版業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

GURU、STEPH POCKETS等

“Flowers”STEPH POCKETS
“Triple P”PLATINUM PIED PIPERS
“The Rethuglican”BUCWHEED
“The Hear After”J-LIVE
“Version 7.0 The Street Scriptures”GURU
“The Listening”LITTLE BROTHER


今更9th WONDERを擁するLITTLE BROTHERをチェックしているあたりが私のダメっぷりを露呈している。
今日は待望のオフなのでゆっくり聴きます。
posted by 旅烏 at 15:11| Comment(3) | TrackBack(4) | 購入したCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ひぐちアサ、広江礼威等

「軽井沢シンドローム スプラウト(3)(4)」たがみよしひさ(秋田書店)
「BLACK LAGOON(4)」広江礼威(小学館)
「エクセル・サーガ(14)」六道神士(少年画報社)
「イヴの眠り(4)」吉田秋生(小学館)
「大きく振りかぶって(4)」ひぐちアサ(講談社)
「ヴィンランド・サガ(1)」幸村誠(講談社)
以上コミック

「サマー/タイム/トラベラー2」新城カズマ(ハヤカワ文庫JA)
「スピードグラファー1」仁木稔(同上)
「ハイドゥナン(上・下)」藤崎慎吾(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
「福音の少年」あさのあつこ(角川書店)
「死神の精度」伊坂幸太郎(文藝春秋)


畜生、「BLACK LAGOON」かっこいいぜ。
posted by 旅烏 at 15:05| Comment(0) | TrackBack(6) | 購入した書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月20日

お子様を有害な情報からブロックします!

いや、大したことじゃないんだけども、こないだ、お客様からお問い合わせがございましてね。
ほら、PSPでもAVが出始めたじゃないっすか。
で、お客さんから「子どもがそういうの見れないようにするようなソフトはないのか」と。
なるほど、携帯ゲーム機用のフィルタリングソフトか。いわゆる「有害」な情報を規制することの是非はともかくとして、なるほど、そういった需要は当然出てくるわけだわな。なんか目から鱗。
posted by 旅烏 at 15:25| Comment(4) | TrackBack(2) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月16日

文字・活字文化振興法案衆議院通過に際して、簡単なまとめ 或い不透明なブラッドベリ

Copy & Copyright Diaryさん経由、読売の記事。文字・活字文化振興法案が衆議院で可決されたそうだ


簡単にこの法案について私なりにまとめてみようと思ったのだが、実はこの法案、ネット上で参照できる資料がえらく少ないような印象がある。まあ、私、アンテナの感度はいいほうではないので、あまり断言はしたくないんだけど。
いやね、ぶっちゃけた話が、以前にも取り上げたひだ美代子議員のサイトで公開されている法案の最終案と、それに先立って活字議連の総会で案と一緒に承認された施策ぐらいしか、公開されてる情報ってないんだよ。議員とパイプでもありゃあ、伝わってくる情報もちったあ違ってくるんだろうが、パイプもなけりゃ暇もないしな。

法案を読んでいただいて、なんか釈然としないというか、良くわかんないというか、「で、結局なんなの、これ?」みたいな印象を持つ人もいるんじゃないだろうか。というか、私がそんな印象を抱いているってだけなんだが。なーんか、口当たりのいい、毒にも薬にもならねえような言葉がずらずら並べてある。
読売の記事より引用すると

今後は、こうした施策をどれだけ実現できるかが課題となる。


つうわけで、法案の文面そのものよりも、それに基づいて行われるであろう施策の方に注目すべきだ、というのが、この法案に注目してきた人たちの認識であると思う。

で、その施策なんだが、これが活字議連の総会で承認された案のままなのか、それとも何らかの修正が加えられているのかってのが、これまたさっぱりわからなかったりする。誰か詳しい人、教えておくれ。
このリンク先では「版面権の創設(出版者の固有の権利)」なんぞという剣呑極まりない項目が施策に盛り込まれていたりするんだけれど、これも4月11日に行われたシンポジウムで配布された資料の中では「著作者及び出版者の権利保護の充実」という、これまた漠然とした表現に置き換わっていたなんていう証言もあるし、今現在、施策がどのような状態にあるのかが、全くわからないのだ。なんなんだよ、一体。知らせたくねえのか?


一次資料に当たることが出来ない状況なので、仕方なく新聞に頼る形にならざるを得ない。自分で記事を探すのをちょいとサボって、Copy & Copyright Diaryさんで紹介されている読売日経の記事を読んでみたのだけれど、日経は施策に触れてすらいない。読売の記事から触れられている項目を挙げていくと…

・市町村への公立図書館の設置

・教員養成課程への「図書館科」などの導入

・小規模校への司書教諭の配置

・著作物再販売価格維持制度の維持


公貸権が云々の騒動でもわかるとおり、出版社や作家の中には売上低下の原因を図書館にも求める人が少なくないわけだが、その図書館が増える。わはは。
で、なんだか知らんが再販制度が維持される。
で、この法案をまとめた活字文化議員連盟ってのの前身は活字文化議員懇談会であり、その懇談会は過去にこんなこっ恥ずかしいアピールをしていたというのは、当ブログでも以前に取り上げたとおり。


というわけで、以前に取り上げてから実質何も情報は更新されていない。むしろ、変わっているのかそのままなのかわからない分だけ、この法案とそれに関連する目標施策は不透明さを増したと言っても良いと思う。
そんな中で、全会一致でこの法案は衆議院を通過した。


ところで閲覧者諸賢に置かれましては、レイ・ブラッドベリの名作「華氏四五一度」を読んだことがおありか。
焚書というショッキングな上辺の下には、「誰も強制はしないままに、出版物が忌避されて廃れていく」という恐ろしい構図が展開されている、あのディストピア小説の傑作だ。
誰も強制はしないままに、出版物が忌避されて廃れていく。
ああ、恐い恐い。そうはなって欲しくないものだね。
posted by 旅烏 at 06:38| Comment(104) | TrackBack(9) | 出版業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月11日

帯に短し恋せよ乙女

ちょっと乗り遅れてしまったのだけれど未公認なんですぅさんで本の帯について話題になっていた。
ちょっとそのエントリの主題からはずれてしまうのだけれど、本の帯の話。


ご存知の方はご存知であろう、遠からん者は音に聞け、近からん者は目にも見よ、私は新古書店勤務の古本担当だったりするのである。
で、新古書店(古書店じゃないぞ)で帯がどのような扱いをされているかというと(まあ、店によって会社によって、若干の方針の違いはあるとは思うけど)、基本的に速攻でゴミ箱行きである。これがなぜかって、案外知らない人多いんじゃないかな?
まず、どうせ破れやすいんだからはなっから外してしまえというのが一つ。
また、何年も前の帯をつけていても販促効果なんかあるわけないというのが一つ。
そしておそらく最大の理由が、「背表紙の色あせの防止」なんですわ。


背表紙というのは、大変に色あせしやすい。嘘だと思ったらあれだ、あなたの部屋の本棚にささってる本の背表紙、あらためてじっくりと見て御覧なさい。案外色あせているもんだから。
でですよ、その中から色のついていて、なおかつ帯がつけっ放しの本をおもむろに取り出してみたりするともっといい。白だとわかりにくいから、白じゃない色の背表紙で一つよろしく。
そして、満を持してその帯を取り外していただくと、ほら、光が当たっていない帯の下の部分と、既に色あせしてしまっている部分がくっきりと分かれてしまっているのがわかるでしょう?


入荷した本がすぐに売れるのであれば、帯をつけたままでも色あせの心配はあまりないのだけれど、もちろん、そううまいこと行くはずもないわけで。売場に長いこと置いてある商品というのも出てきます。
そうなると、売場での色あせというのも出てくるわけだけれど、さて、背表紙全体が色あせしていくのと、帯をつけっぱなしでツートンに色あせしてしまうのと、どちらを選ぶかという話なわけですな。
多くの新古書店は前者を選んでいます。
たまにお客さんから、「本を売るときには帯をつけておいた方が良いんですか?」とか聞かれることがあるのだけれど、そういったときには「いや、外しておいていただいた方がありがたいです」とお答えしています。いや、多いんだよ。帯のせいでくっきりとツートンカラーになっちゃってる文庫とかって。
posted by 旅烏 at 03:25| Comment(1) | TrackBack(6) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月09日

【愚痴】検索にひっかからねえ【愚痴】

活字文化議連についてちょっと調べようかと思ったら、いや、検索にひっかからねえことったら。
こっそりやってるんじゃねえかって勘繰りたくなってくるな。
posted by 旅烏 at 20:37| Comment(3) | TrackBack(5) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ここ2〜3週間くらいで買った本

ここんとこ忙しくて更新してなかったので、購入した本がたまった。以下、羅列。


「愛してるぜベイベ★★(1〜7)」槙ようこ(集英社)
「HUNTER×HUNTER(22)」富樫義博(集英社)
「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所(2)」西義之(集英社)
「鉄腕バーディー(9)」ゆうきまさみ(小学館)
「市立鋳銭司学園高校放送部(2)」ふじもとせい(芳文社)
「マヤ」須藤真澄(創英社/三省堂書店)
「夕凪の街 桜の国」こうの史代(双葉社)
以上コミック

「キドリントンから消えた娘」コリン・デクスター
「ウッドストック行最終バス」同上
「死者との結婚」ウイリアム・アイリッシュ
「黒い天使」コーネル・ウールリッチ
「4000億の星の群れ」ポール・J・マコーリイ
「ヒューマン ―人類―」ロバート・J・ソウヤー
「タフの方舟 2 天の果実」ジョージ・J・J・マーティン
「宇宙気流」アイザック・アシモフ
「サマー/タイム/トラベラー1」新城カズマ
以上ハヤカワ文庫

「ランクマーの二剣士」フリッツ・ライバー
「老人たちの生活と推理」コリン・ホルト・ソーヤー
以上創元推理文庫

「君の嘘、伝説の君」清水マリコ(MF文庫)
「透明人間」浦賀和宏(講談社)
「インド式マリッジブルー」バリ・ライ(東京創元社)
「グラスホッパー」伊坂幸太郎(角川書店)
「輝く断片」シオドア・スタージョン(河出書房新社)
「現代SF1500冊 乱闘編1975〜1995」大森望(太田出版)
「SFベスト201」伊藤典夫 編(新書館)
posted by 旅烏 at 18:42| Comment(5) | TrackBack(4) | 購入した書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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