2005年11月08日

Little Brother、Moka Only、Raul Midon、Beastie Boys

THE MINSTREL SHOW”Little Brother
DIRTY JAZZ”Moka Only
STATE OF MIND”Raul Midon
LICENSED TO ILL”“PAUL'S BOUTIQUE”“ILL COMMUNICATION”Beastie Boys


俺は何故に今頃Beastiesなんか買いあさっておるのか?
→こないだ出たシングル集を視聴して欲しくなったけど、置いてあったのが全部CCCDでなんか嫌だったため。“PAUL'S BOUTIQUE”にいたっては、昔持ってたのをなくしたもんだから再購入ですよ。ひゃっひゃっひゃ。でも、なんで“CHECK YOUR HEAD”が置いてないんだよ。畜生め。


Little Brotherをベタ誉めしたけれども、Moka OnlyとRaul Midonもなかなか良いです。Moka Onlyかあ。やっぱし、カナダのシーンもチェックしたほうがいいよなあ。Phocusくらいしか持ってないもんなあ。Moka Onlyもかなりいい感じなので、なにかしら耐え切れずに書いちゃうかも。


posted by 旅烏 at 22:00| Comment(21) | TrackBack(6) | 購入したCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

白石さん等

生協の白石さん」白石正則(講談社)
さまよえる天使」柾 悟郎(光文社)
少女には向かない職業」桜庭一樹(東京創元社)
推定少女」同上(ファミ通文庫)
よくわかる現代魔法」桜坂洋(集英社スーパーダッシュ文庫)
ハイブリッド−新種−」ロバート・J・ソウヤー(ハヤカワ文庫SF)
あの日、少女たちは赤ん坊を殺した」ローラ・リップマン(ハヤカワミステリ文庫)
ブラッド・プライス −血の召喚−」タニア・ハフ(ハヤカワ文庫FT)
南方署強行犯係 黄泉路の犬」近藤史恵(トクマノベルズ)
ひまじん(3)」重野なおき(芳文社)
帝都雪月花」辻灯子(芳文社)
よにんぐらし(1)」宇仁田ゆみ(竹書房)


「ブラッド・プライス」と「南方署強行犯係 黄泉路の犬」については、表紙に抗し切れず購入。ショートヘア、眼鏡、お姉さん、最強。
「帝都雪月花」は、雑誌掲載時にはさほど注目していなかったのだけれど、まとめて読んでみるとなかなか面白いと思った。
今読んでいるのはラファティの「宇宙舟歌」。やっぱり面白い。今日中には読み終わりたいなぁ。
posted by 旅烏 at 21:39| Comment(15) | TrackBack(9) | 購入した書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ロングテールな人

ふと思ったんだけど、書店とかレコード店とかの複合店化と大型化が進んでるじゃない?
そういった店ってやっぱりある程度の商圏人口がないと出せないじゃない?
オンラインショップがそういった、商圏として成り立たない地域に住んでいる人たちの需要をつかむことが出来たら、これってロングテール現象に含まれるかしら?
それともそういったことは既に起こっていたりするのかしら? 良くわかんないんだけども。

ロングテールについては、まあこちらでもどうぞ。つーてもwikipediaだけど。
posted by 旅烏 at 20:42| Comment(20) | TrackBack(10) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

THE MINSTREL SHOW(Little Brother)

あの9th WonderとMCのBig Pooh、PhonteからなるLittle Brotherの2ndアルバム“THE MINSTREL SHOW”を購入。
飛びぬけて印象に残る曲があるわけではない。しかしながら、アルバム全体を覆う空気が実に素晴らしい。
聞いている間はあの黄金時代へ戻ることができる。ATCQ、Gangstarr、Pete Rock、De La Soul、Da Beatminerzといった連中がシーンを牽引していた、あの90年代へ。


てな書き方をすると懐古趣味と思われそうだな。しかし喜ばしいことに“THE MINSTREL SHOW”は微塵も古さを感じさせないアルバムだ。例えばあなたがロックのファンだったとして、3ピースの編成を見て、古臭いと一蹴するだろうか。例えばあなたがミステリのファンだったとして、「嵐の山荘」に挑んだ作品を古臭いと一蹴するだろうか。例えばあなたがSFのファンだったとして、宇宙空間を舞台にした作品を古臭いと一蹴するだろうか。そんなことはないよな。「古い皮袋に新しい酒を注ぐ」とは使い古された表現だが、昔から現在まで通用し続けている方法論だ。


しかしあれだ、「サンプリングを駆使する」という、かつては当たり前だった、王道を行く手法が、10年のときを経ずして新鮮な手法として熱い支持を受けるってのもアレだな(笑)。それだけ90年代末からのメジャーシーンの台頭によってアメリカのHIPHOPが変質してしまっていたということなんだろうけど。
ただ、9th WonderにせよMadlibにせよKanye Westにせよ、ただサンプリングしてループするだけではない、音質的な意味でも過去の作品の再現を試みているように思える。歌詞は過激なまま音だけがどんどんキレイになっていってしまったような印象を、90年代末以降のHIPHOPに抱いているのだけれど、そういったキレイな音へのカウンターとしても捉えることが出来るのかな?


そんなことはさておき、アルバム全体としてのまとまり、アルバム全体のクオリティという点で、この作品は非常に優れているのだ。個人的にはBlack Star“TALIB KWELI & MOS DEF ARE BLACK STAR”、The Pharcyde“LABCABINCALIFORNIA”、Tha Alkaholiks“Coast 2 Coast”、The Roots“DO YOU WANT MORE?!!!??!”といったアルバムに比肩すると思うし、ひょっとしたらATCQ“The LOW END THEORY”、Black Moon“ENTA DA STAGE”、Gangstarr“HARD TO EARN”といったアルバムにも比肩してしまうかもしれない。今のところ、今年のベストはこれ。聞いているうちに自然と体が動くアルバムに出会えた日は、本当に心の底から幸せだ。

posted by 旅烏 at 19:57| Comment(21) | TrackBack(6) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

文字活字文化振興法の名の下に 或いはとうとう本性だしてきやがった

Copy & Copyright Diaryさんのエントリ「文字・活字文化振興法は再販護持のための法律なのか」に同意する。
当ブログでも文字・活字文化振興法について取り上げたことがあったが(これとかこれとかこれとかこれとかこれとかこれとかこれとかこれとか)、その中で活字文化議員連盟の前身として活字文化議員懇談会ってのがあり、そこが再販制度維持を訴えるアピールを出していることなども取り上げた。
文字・活字文化振興法についてはマスコミ不信日記さんが根気強く取り上げてらっしゃる。さらに再販制度について同じくマスコミ不信日記さんと、その管理人id:saihanさん御推薦の著作物再販制に疑問を持つためのサイトにもリンクしておこう。


つまり、文字・活字文化振興法は再販制の維持ってのがその目的(のひとつ)としてあるんじゃないかというのが、活字文化議員連盟の成り立ちからして疑われるわけで、Copy & Copyroght Diaryさんの指摘された点からは「なーんだ、やっぱり再販制度維持が目的かよ」というゲンナリ感が湧き上がってくるわけですわ。



追記:ありゃ、トップページにリンク貼るはずが間違えちゃった。あらためて、貼りなおします。
著作物再販制に疑問を持つためのサイト
posted by 旅烏 at 02:12| Comment(22) | TrackBack(12) | 出版業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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