2004年04月20日

ふたりジャネット

テリー・ビッスンの短編集「ふたりジャネット」(河出書房新社・奇想コレクション)を今読んでいるんだけれど、これがいい。
雑誌で訳出されたときに読んでいる作品も多いのだけれど、再読に耐え得るどころの話じゃない。
洒脱で暖かみがあり、それでいて抑制の効いた文章を読んでいるだけで顔がニヤニヤしてくる。
とんでもない発想の物語が多いのだけれど(もしもイギリスが海の上を移動し始めたら、とかね)、突拍子もない物語を読んでいるという感じがしない。むしろ、なんて事のない日常生活を、非常に生き生きと描いているかのような印象を受ける。筆力のなせる技だろうか。
ページはまだ半分以上残っている。そのことがとても嬉しい。

ここ二、三年、河出書房は渋いSFやファンタジーを意欲的に翻訳してくれている。ファンとしては嬉しい限りだ。
ビッスン「ふたりジャネット」についてのコメントを本館にも書きました。よろしかったらそちらもお願いします。


posted by 旅烏 at 06:26| Comment(1) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by at 2005年11月10日 17:09
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