2004年12月14日

求むアイザック・アシモフ(時給・休日応相談)

なんか先日来、科学エッセイが読みたくて仕方がなくなってしまい、本屋へ行ってグールドのエッセイ集なんかを買い漁ってきたわけでありますが、いや、やっぱりいいね。
科学エッセイというと、パッと思い浮かぶのがグールドとアシモフなんだけれども、これは私がSFファンであることと無縁ではない。というか、両方とも早川書房から出てるってことと無関係ではあるまい(笑)。
しかしあれだ、これを読むにつけ残念なのが、心理学にもアシモフやグールドに匹敵する筆力及び影響力をもつ書き手がいたらなあ、と。
筆力という点では、きっと探せばいると思うんだよ。学生時代にお世話になった先生の著作を読んでみたら、これがわかりやすくて面白かったってのもあったし。ついでだから宣伝しておこう。鈴木光太郎先生と本田仁視先生な。面白いぞ。
下條信輔氏の「サブリミナル・マインド」も面白かったし。まあ、「サブリミナル」っていうタイトルは扇情的かなとも思うけれども(笑)。
でもなあ、知名度という点で今ひとつというか、いや、アシモフやグールドと比べるほうが間違っているとも思うんだけどさ(笑)。日本人に限っても自然科学の分野では金子隆一氏や石原藤夫氏、福江純氏に橋本淳一郎氏といった人材がいるし、哲学関係でも(読んでないジャンルだから名前は挙げないけれども)結構一般向けの著作ってのが出されているはず。
それが、心理学になると少ないんだよなあ。心理学まがいの自己啓発本は腐るほど出ているし(大体、精神医学の先生が書名で「心理学」とか名乗ってんじゃないよ。ったく)、カウンセリング関係の本も出てる。まじめな学術本ももちろん出ているけれども、一般向けの読んで楽しい本、またはシーンを概観する(変な言い方だな)解説本ってなると、これががくんと激減する。精神分析? 知るか、そんなもん。ありゃ別ジャンルだ。
いや、書くことが出来る人材はいると思うんだよ。その場が無いだけで。
一般向けのサイエンスってえと、どうしても自然科学、ハードサイエンスに偏ってしまうってのは仕方のないことだとは思うんだけども、うーん。
ひとつ、アシモフみたいな人物が出てきてくれないもんかね?
posted by 旅烏 at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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