で、ウイリアム・ギブスンの「冬のマーケット」を再読した。
うわー。これって、こんなに凄い話だったっけ? 正直、以前に読んだときにはろくに印象に残らなかったんだが。
サイバーパンクの特徴として「先進的なテクノロジーがジャンクとして生活に溶け込んでいる風景を描く」ってのが言われるけれども、まさにその見本のような短編。
いや、むしろ、それよりもう一歩踏み込んで、そのジャンクが人間性と軋轢を起こすところにまで及んでいる、そんな短編だ。すごいわ、これ。
読んだ当時はピンと来なかったスプロール三部作も再読してみようかしらん。
今度読んでみようと思います!(笑)
スプロール三部作←これも要チェック!
ということで、また寄ります==
もうひとつ補足させていただくと、スプロール三部作は電脳空間三部作とも称され、ハヤカワ文庫「ニューロマンサー」「カウント・ゼロ」「モナリザ・オーヴァードライブ」がそれにあたります。
著名な作家ですのでご存知かもしれませんが、一応補足させていただきました。