2004年06月22日

K DUB SHINEをdisしたのは、やっぱり

2ch経由の情報なんですが、K DUB SHINEを強烈にdisした曲、ULTIMATE LOVE SONGは、やはりDEV LARGEの曲でした。
こちらがソース(playlistに載っています)。つまり、ネットでの流出に加え、ラジオでも流れてしまったわけです。
ネットで流出した際には、アーティスト名の記載は無く、タイトルはULTIMATE LOVE SONGでしたが、このPlaylistではきちんとDEV LARGEの名がクレジットされており、曲名がULTIMATE LOVE LETTERに変更されていますね。
公共の電波で、DEV LARGEの曲として流されたわけですから、これはいよいよ、アンサーを返さなければならなくなりましたね、K DUBは。
アンサーは早ければ早いほどいいでしょう。
7月にK DUBのニューアルバムがリリースされますが、是非アクションを起こしてもらいたいものです。
posted by 旅烏 at 21:39| Comment(4) | TrackBack(2) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
481 : :04/07/10 21:53 ID:???
小泉DIS!!!
Dev Largeをしのぐ衝撃でふ!
http://asc.shacknet.nu/net/
Posted by 拾った at 2004年07月10日 22:42
恐くて開けん(苦笑)
Posted by 旅烏 at 2004年07月10日 23:07
【渋谷の時代が終わり、各務博士の時代が始まる】
■全国区的な女子高生の街だった渋谷。女子高生援交が全盛期だった渋谷。渋谷系とコムロ系が全盛期の渋谷。スチャダラ的なものが覆い尽くしていた渋谷。それが変わり始めるのが96年。最初の動きは女子高生援交が廃れるという形で現れた。驚くべき速度だった。
■彼女らは街でガンガン遊ぶ代わりに「お部屋族」になった。お友達の部屋で終夜マッタリ過ごす。相前後して、フリーターブームとも並行するが、ティーンは地元の仲間と地元の街に集うようになる。首都圏で言うなら、立川、町田、藤沢、大宮、柏などなど。
■匿名の街・渋谷に集う必要がなくなってカネがいらなくなり、脱援交化した。それでも援交を続けるのは自意識系(AC系)だけ。援交はイタイ自意識の象徴と化した。折しも『エヴァンゲリオン』大ブーム。私は碇シンジです。そういうカミングアウトが流行った。
■各務氏が第二期キングギドラを始動させたのがこの時期。97年にアルバム『現在時刻』でシーンを震撼させる。多くの者たちが自意識化し、音楽も自意識ツールと貸した時代。逆に、少なくない者が時代の自意識化に苛立ち始め、タフネスの必要を理解し始める時代。
■この頃「渋谷の時代」が終わった。大正モダニズムの時代から東京の盛り場は、震災前の浅草、震災後の銀座、学園紛争の新宿、竹下通りの原宿、と焦点を移動させ、80年代末からは渋谷が中心となった。そして終わった。以降日本全国から特権的な盛り場が消えた。
■理由は既に述べた通り。最後の華・渋谷は、盛り場というより癒し場だった。祝祭の場というよりは居場所。そうなったと思ったら、そういう場所が各地に拡った。結局は、家族が緩くなり、地域が揺くなり、祝祭でガス抜きする必要が消えた。だから渋谷が消えた。
■打破するべき壁。敵対するべき親や教師。そういうのが消えた。暴力親や暴力教師は今はメンヘラー。やり過ごしゃいいだけ。かくして敵が消えて自意識だけが残った(ように見える)。いや、そりゃ嘘だぞ。冗談じゃねえ。92年、第三期キングギドラが始動した。

【各務博士一人が輝く、不幸な時代】
■時代はややこしくなってきた。拉致だ、アフガン攻撃だ、イラク攻撃だ、自衛隊派遣だ、人質事件だ、と誰もが「国益」を語るようになった。で、お前の国益って何だ? よく聞いてみると意味が分からない。政府益や官僚益のケツを舐めるだけの輩が語る国益?
■アメリカのケツを舐める日本の政府。のケツを舐める日本のマスコミ。のケツを舐める日本の国民。こういう構造に気付かぬ輩の語る国益? が聞いて呆れるほかはない。まさしく天下太平の世の中で平和ボケしたヘタレども。の思考停止的な自意識の相関物。
■日本の右のルーツとは、本来「民権&アジア主義&反政府」。「愛国ゆえの謀叛の志」こそ右の本義。ところが自称右どもが「政府の言うことを聞くのが愛国だ」とホザく。奸臣や売国政治家のケツを舐める振舞いが愛国だと。これまた自意識の相関物。
■他方で、身辺に存在する「打破するべき壁」が消え、残った問題は自意識だけなのだと。そんなはずがあるか。自分に降りかからなければ「問題ない」か。問題が見えなければ「問題ない」か。ありえない。そういう虚偽意識こそ、まさに自意識の相関物。
■自称「自意識系」の語る自意識は、自意識の全体像からほど遠い。自称「社会系」の語る社会は、社会の全体像からほど遠い。どれも巨大な自意識の海に浮かぶ島。だからこそ、各務博士が自分語りを始める。「俺はこういう男だ。お前はいったいどういう奴だ」。
■言葉の意味は誰が語るかで異なる。米国ケツ舐め野郎が語る愛国? 厚生年金ネコバハ首相が語る年金改革? フリーライダー(タダ乗り野郎)が語るコントリビューション(貢献)? 「いい加減にしろ。お前らいったい何者なんだ。かくいう俺はこういう男だ」。
■何もかもがややこしくなっていくにつれ、日本人がどんどん思考停止に陥っていく。一方で、見えやすい問題が消えるにつれ、賢明に見えた連中が退却していく。他方で、数少ない見えやすい問題に噴き上がる馬鹿者どもだけが増えていく。
■気が付くと、渋谷に生まれ育ったK Dub Shineこと各務貢太氏だけが、ザ・ラスト・マンとして残っている。各務博士だけが突出した輝きを放つ。友人としての私は嬉しく頼もしい。が、各務博士だけが渋谷から世界に光を放つこの時代は、明らかに不幸な時代だ。
Posted by コッタ at 2004年07月17日 06:32
宮台氏の文章ですね。ちょっと前に読みましたが、自らの渋谷観をぶち上げるためにK DUB SHINEをやたらと持ち上げ、同時代のHIPHOPミュージシャンたちを不当に貶めた文章のように感じられました。
K DUBは嫌いじゃなりませんがね。
Posted by 旅烏 at 2004年07月17日 13:04
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Excerpt: 昨日、K dub shineについてのネタを書きましたけど、そういえば、僕は一度K dub shineの実物を見かけたことがあるんです。その時の話を書きますね。 あれは、Bボーイ系の服ばっかり売..
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Tracked: 2004-06-23 00:15

jessica simpson getting fucked
Excerpt: K DUB SHINEをdisしたのは、やっぱり
Weblog: jessica simpson getting fucked
Tracked: 2007-01-31 02:43
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