自民、公明あわせて何とか改選前の議席数を確保しましたが、今回の改選は、橋本内閣が惨敗を喫して退陣した時のものなので、自民は実質負けであるという声も。改革を謳って来た小泉内閣をもってしても、前回の惨敗から議席を回復できなかった、と見るわけですな。
輸入権関係でちょこっと見ていきますと、著作権法改正案の参院での全会可決後、「気がつかずに賛成しちゃった。ごめん」と各方面に謝った中村敦夫議員は比例区より出馬。個人としては16万票を獲得したものの、「みどりの会議」としては議席を獲得することが出来ず、落選です。
レコード輸入権に積極的に反対をした民主党ホームエンターテイメント議員連盟では、比例区の円より子議員は当選。副会長である海野徹議員は落選して議員ではなくなりました。
さて、これから忙しくなりますね。
レコード輸入権や知財の問題は、今回の選挙では決して大きな争点とは言い難かったわけで、この問題を意識しないまま選挙運動をした候補が多いに違いありません。新人候補なんか特に。
そういった候補にメールやファックスでレコード輸入権の問題や著作権の問題を訴え、「こんな問題があるんだ」と、意識してもらうことが、今後に繋がると思います。
選挙も終わりましたので、公職選挙法の縛りも無くなり、返事も来易いでしょう(これで返事が来なかったら、もうバッシングしちゃって良いと思うぞ)。
選挙も終わり、再びこの問題を浸透させる段階に入った、と考えますが、どうか。