2004年07月13日

SF小説の話をふたつ

SF小説の話を二つ。

8月10日、「ダーティペアの大復活」が刊行予定とのこと。
あくまでダーティペア。後ろにFLASHはつかない。
ダーティペアは、小学生の頃にアニメを見ていて、そのまま貪るように「ダーティペアの大冒険」「ダーティペアの大逆転」を読破し、そのうちに「ダーティペアの大乱戦」も出て大喜びし、「ダーティペアの大脱走」でテンションがダウン。FLASHの一作目でギブアップし、以降は未読。
とはいえ、小さい頃の思い出の作品の復活なので、今回は買ってみよう。
小説もあったのか。読んでみようかなーという奇特な方は、最初の三冊をオススメ。
ちなみに、個人的には断固として土器手版。
映画まで見に行ったっちゅーねん。


もひとつ。
ハヤカワ文庫SFの話。
最近シリーズ物の刊行ばっかりだなーと思って、ここ1年(2003年7月〜2004年6月)の発行点数を調べて見た。
29点中、24点がシリーズ物。
実に82.75%。
なんだかなー。
海外SFなんか読む変わり者は、シリーズなんぞ大して興味ないと思うのですよ。主たる読者層を読み間違えているというか。
シリーズ物を否定するつもりなんざ毛頭ありませんが、いくらなんでも偏りすぎでしょ、こりゃ。
これだけシリーズ物を刊行して、一番話題になったのが、非シリーズ物のテッド・チャン「あなたの人生の物語」であるというのも、なんともなあ。
同じハヤカワでも、JAやFTだと非シリーズ物の作品を刊行してるし(「マルドゥック・スクランブル」「第六大陸」「デスタイガー・ライジング」は、シリーズってえより分冊でしょ。「クレギオン」の復刻はシリーズ物だろうけど。FTでは<プラチナ・ファンタジー>で、現代ファンタジーにスポットを当ててるし)、Jコレクションでも、若手(除く、飛浩隆)の長編を意欲的に刊行してるんだから、同じことをハヤカワ文庫SFでもやりゃあいいと思うんだけどなー。
シリーズ物をガシガシ刊行するなんていう、手垢のついた方法を取ったところで、新しい読者を獲得できるとも思えないし。


posted by 旅烏 at 20:14| Comment(2) | TrackBack(1) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「あなたの人生の物語」は確かに良作でしたな。
しかし、第一話を彼が書きあげたのが僅か25歳くらいというのには度肝を抜かれましたが(笑)

ダーティーペア、僕はSFマガジン誌上で「大脱走」をリアルタイムで読んでいましたが、安彦良和のイラストのイメージが強すぎて、アニメ版はどうにも馴染めませんでしたな。
特に当時流行ったおしゃれエンディングはなかなか今見ると面映いものです(涙)

もっとも僕も、うる星やつらでもっとも好きな顔は土器手氏ではあるのですが。
刷り込みというのは恐ろしいですなぁ。
Posted by scifightre at 2004年07月19日 00:47
やっぱり土器手氏ですよねえ(笑)

当時流行ったお洒落エンディングっつーと、恋は無重力、でございますね。当時はそこまで考えていませんでしたが、今考えると、エンディングのみならずロシアンルーレットもキツイものがあるかもしれませんね(笑)




確かに、キウイ・パパイア・マンゴという形容詞も、今では厳しいものがあるかもしれません。
Posted by 旅烏 at 2004年07月20日 14:04
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

静寂と雨の匂い    2苛立ち
Excerpt:  待ち合わせの場所には予定より早く着いた。  少し開いた窓からは、湿った空気と地下の駐車場特有の匂いの入り混じった物が微かに入ってきた。車のエアコンは効きすぎていたが、止めればすぐに暑くなるのでそのま..
Weblog: 静寂と雨の匂い・・・ コラム 連載小説
Tracked: 2004-07-14 16:27
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。