6月までの状況をおさらいしますと、洋楽に関しては四月より前年割れの傾向が続いており、邦楽に関しては、5月までは前年並みを維持していたものの、6月が大不振で一気に前年割れ、といった感じだったわけですが、さて、7月は?
(全て金額ベースです)
・邦楽は前年比91%と、散々だった6月に比べるとかなりの回復(まあ、前年には届いていないわけですが)。がんばったねえ。
7月までの累計では、95%と6月から横ばいの実績。
・関係ないが気になったのは、7月、数量ベースで見ると前年比87%と大きく落ち込んでいること。にもかかわらず金額ベースでは前年比91%。
まあ、少なくとも、邦楽は去年と比べて安くなってはいないようですな(苦笑)
・洋楽は前年比91%と、こちらも下げ止まったかたち(とはいえ以下略)。累計でも同じく91%。こちらも横ばい。
なお、数量ベースでは前年比101%と上がっているように見えますが、洋楽はシングルの生産量が去年に比べて172%と大幅に上がっているので、この影響も大きいでしょう。
・洋邦総合では前年比96%、累計で94%。持ち直したけれども、前年割れは変わっていない、といったところです。
と、いう感じで、相変わらず前年割れではありますが、6月に比べると随分と持ち直していますね。
6月がひどすぎたということなのか、7月がんばったということなのか。
ここはポジティブに、7月がんばったと捉えましょうか。
何をどうがんばったのか、リスナーに形として見えてこないのが歯がゆいところですが(笑)