まずはITmediaで私的複製を巡る連載が始まったということ。まだ2回のみで、今後どのように展開していくのかはわかりませんが、私的複製やそれを巡る状況をテクノロジー面から見てみる、という感じですかね、いまのところ。
もうひとつ、CCCDは私的複製の権利を侵害するものである、という訴訟が、フランスでEMIとFnac(大手レコード店だそうです)に対して起こされたそうです。ITmediaによると、さらにワーナーに対しても訴訟を起こす考えを持っているとのこと。
さらに、音楽ショップのFnacは、CCCDで不利益を被ったリスナーに対して返金を行っていると、弱気なのもポイントですかね。対して、EMIはコメントなし。
フランスにおいても、リスナーvsレコード会社、レコード店vsレコード会社という構図が生まれつつある、ということでしょうか。