2004年06月22日

いよいよハガキが来ましたよ。

さて、我が家では、とうとう選挙管理委員会から、今度の参議院選挙のハガキが届きましたよ。
決戦は7月11日。まもなくですな。

準備はいいかい?
posted by 旅烏 at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月20日

メールをしてはいかがでしょうか?

d.e.plusさんのエントリー「消費者団体に”watch dog”の機構を作る呼びかけのメール」によりますと、tami606さんが消費者団体(全国消費者団体連絡会)に呼びかけのメールを送られたとのことです。
既報では、HMVとタワーレコードが、監視組織を作るかもなんていうのがありましたが、彼らは消費者ではないわけで。
それとは別に消費者主導の団体が出来たら、とてもいいと思います。

メールといえば、The Trembling of a Leafさん経由で知ったのですが、今回の輸入権問題でも精力的に活動なさっている小倉弁護士が、こんなアンケートを東京の議員に送られたそうです。さらに、東京以外で同様のアンケートをしたい人は、どうぞ同じテンプレートをお使いくださいとのこと。
……ということは、もう少し待っていれば、無い頭ひねってこんなメールを送って恥をさらさなくても済んだと言う事ですね。損したかもしれない(笑)。
このエントリーを読んでいただいているみなさんも、色んな土地の方がいらっしゃると思うんですが、地元の議員や政党に同様のアンケートを送ってみてはいかがでしょうか。
小倉弁護士は東京の議員にアンケートを送られましたが、考えて見たら、HMVもタワーもユニオンもレコファンもある東京よりも、それ以外の土地のほうが、輸入権創設による影響は大きくなるように思うんですよ。
だったら、このようなことを東京だけで済ませるのは、実にもったいないと思うのです。


ちなみに、これは完全に蛇足ですが。
私、8箇所にメールを送ったのですが、今のところ返事は一通のみです。
選挙活動が活発になるこれからに期待しております。
posted by 旅烏 at 19:27| Comment(5) | TrackBack(9) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月19日

2turntables & Microphone

輸入権が創設され、輸入盤市場が縮小すると、海外のマイナーな音源は手に入れにくくなりますね。
次は中古規制だそうで。
そうすると、洋邦問わずマイナーな音源は手に入れにくくなりますな。
レコードコレクターには住みにくい世の中ですね。私はコレクターではなく、ちょくちょくCDを買う程度ですが。
私の好物でありますHIPHOPでは、プロデューサー=レコードコレクターだ、なんていう発言もあったりしまして。いや、どこで読んだんだか失念してしまったのですが。
日本を代表するトラックメイカーの一人であるRhymesterのMummy Dも“WELCOME 2 MY ROOM”で、自分の部屋にレコードが溢れかえっている様を描写していますね。
あまたの音源を漁り、その中からこれはというブレイクビーツを探し出すわけです。
アメリカの著名なアーティスト集団であるDiggin' In The Crates(DITC)なんてのは、そのままエサ箱(店のレコード棚)を漁るというところから命名されていたりもします。
彼ら、プロデューサーやDJにとっても、マイナーな音源が手に入れにくい世の中がやってくるのでしょうか。
すると必然的に、魅力的なブレイクを探し出すという作業が阻害されます。
つまり、サンプリングという手法が阻害されるともいえます。そのサンプリングの素材を探し出す作業が阻害されるわけですから。
もちろん、HIPHOPミュージック全てがサンプリングを用いているわけではありません。The RootsやOutkast、Black Eyed Peas、国内においてはLoop Junktionの例を持ち出すまでも無く、生演奏を用いた素晴らしい楽曲は、HIPHOPにも数多く存在しています。
しかしながら、ブレイクビーツという手法の発見によって、HIPHOPは生まれたといっても過言ではなく、ブレイクビーツはその根幹と深く結びついたものです。
俗に「2ターンテーブル & マイクロフォン」というのが、一番ベーシックなスタイルだといわれています。2ターンテーブルが、すなわちブレイクビーツ。マイクロフォンがラップ。ロックで言うところのギター・ベース・ドラムの3ピースみたいなものでしょうか。
もし輸入権創設によって輸入盤市場が縮小し、中古規制によって中古盤市場が縮小したら、これはダイレクトにブレイクビーツに影響するでしょう。
先ほどの3ピースの喩えを使うならば、著作権によってギターの使用を制限されるようなものです。
いや、私、ロックはド素人ですので、著作権によってギターの使用を制限されたら、ロックにどのような影響が出るのか、よくわからないのですが。
結局のところ、何が言いたいのかというと、輸入盤が手に入れにくくなり、中古盤が手に入れにくくなったら、日本におけるHIPHOPは緩慢な死を迎えるのではないか、そう思うのです。
もしそうなってしまったら、70年代半ばにニューヨークで生まれ、80年代に日本に渡ってきて、様々なアーティストの奮闘で日本に根付きつつあるHIPHOPというアートフォームを殺害したのは、RIAJだということになりますね。
posted by 旅烏 at 20:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

輸入禁止期間は6ヶ月がいいなあ

高橋健太郎氏が、輸入権が行使された際の輸入禁止期間について、考察してらっしゃいます
ちょっと引用させていただきますと

ところで、2002年5月発売の邦楽ヒット・アルバムが、とある大手レコードチェーンにて、現在までの売り上げの何パーセントを発売月中に、さらに発売から六ヶ月以内に売り上げたかというデータを入手しました。そのうち、上位5タイトルのデータを抜粋してみます。

M 発売日 02/05/10 価格 2913円 5月末までの売り上げ 76% 10月末までの売り上げ 91%
T 発売日 02/05/27 価格 2913円 5月末までの売り上げ 46% 10月末までの売り上げ 92%
S 発売日 02/05/22 価格 3429円 5月末までの売り上げ 60% 10月末までの売り上げ 94%
O 発売日 02/05/27 価格 2913円 5月末までの売り上げ 37% 10月末までの売り上げ 89%
A 発売日 02/05/15 価格 2913円 5月末までの売り上げ 67% 10月末までの売り上げ 93%

6/15に僕はJ-POPのレコードの大半は発売から6カ月以内に売り上げの90%以上を売っているはず、とあてずっぽうを書きましたが、ほぼそれが裏づけられています。
(中略)
こうした実情から考えても、発売六ヶ月後に輸入盤(還流盤)の禁止措置が解かれても、もはや、レコード会社に大打撃を与えることはないのが分かります。その頃には中古盤も出回っているでしょうしね。輸入禁止を解除して、時限再販も解除して、美しい自由競争のあるマーケットが六ヶ月後には出現する。これがいいじゃないですか、ねえ。




個人的には6ヶ月でも長すぎると思いますが(笑)、少なくとも輸入禁止期間を6ヶ月以上にする必然性は無いように思われます。

posted by 旅烏 at 12:37| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月18日

東京新聞社説

音楽配信メモ」さんより、東京新聞の新たな社説「輸入CD規制 厳しい監視を怠るな」をご紹介させていただきます。
東京新聞、社説でレコード業界と文化庁を滅多切りです。
うむ。
東京新聞は








追記:OTO-NETAさんからの情報です。朝日新聞も「輸入CD――ファンは怒っている」という記事を掲載したようです。
posted by 旅烏 at 12:31| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CCCDに反対する理由もしくは動機

Unforgettable Daysさんのエントリー「CCCD問題に潜む次世代メディアを巡る対立軸」で、sandmanさんがCCCDに反対するということがどういうことなのか、考察してらっしゃいます。私はsandmanさんの考察に必ずしも同意はしませんが、同時に示唆に富むものでもあり、CCCDについて新たに考えてみる契機にもなるものだと思いますので、ご紹介させていただきます。是非ご一読を。
いや、悪い癖が出てしまいまして、よせば良いのに不肖旅烏、当該エントリーにコメントなんか書いてしまいまして、コメントのやり取りをやらせていただきました。
個人的には、これがやったら面白かったので、コメントも併せて読んでくれると嬉しいかも。
posted by 旅烏 at 12:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

15箇条

こちらで、高橋健太郎氏が、今回の改正された著作権法が運用される際、求めて行きたいことを15の項目に分けて、論じてらっしゃいます。
皆様、頭に叩き込んでまいりましょう。
少なくとも、この15項目のどれかが守られないような状況が生まれたら、それは還流CDの国内流入を防ぐという立法趣旨から外れた形で、法律が運用されているということに他ならないのですから。
posted by 旅烏 at 04:34| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月16日

メトロでのフォーラム

トラックバックいただきましたShaggyDogsGalleryさんが、「行って来ました『音楽を自由に選択出来る権利を! 』」というエントリーで、フォーラムのレポートを書いてらっしゃいます。
詳しいレポートに仕上げてらっしゃいますので、まだご覧になっていない方は是非ご一読を。
やはり焦点は
・輸入禁止期間の短縮
・付帯決議通り運用されるかどうか、監視の続行
・問題の存在をきちんと知らせる活動の続行
といったことになるようです。また、文化庁の役人もwebは毎日チェックしているそうで、声を上げ続けることが大事であるとも。
皆様、しつこくしつこく参りましょう。
とりあえず、私は粘着質ですので、そうは簡単に黙ってやんねえよ、と。

また、うちのエントリー「福山哲郎事務所からの手紙」のコメントで、TeSaさんが、当日の福山哲郎議員の発言を書き起こして下さいました。本当にありがとうございます。
以下、TeSaさんによる書き起しを転載させていただきます。

−−−−−−−−−−
2人目の質問(2004.6.15 22:24頃)
福山議員に対して、4点質問

反対ゼロで参院を通ってしまったことに対して説明を求む
政党の論理についての説明
党派を超えた若手議員の動きが、なぜなかったのか
出馬される身ですから、今後、参院で民主党の福山がどうするか

これらに対する、福山議員の発言。
政党の論理

私はさっきから意図的に、民主党とは一回も言っていない
僕がこの選挙に出るということも一回も言っていない
変な話ですが、そのようなことをやるから政治家は嫌われてきたと思うから、
一緒に聴いて僕の思っていることを言おうと思って来たので、
党のことは一切言っていない。

反対ゼロで参院を通ってしまったことに対して説明を求む

自公は与党、法案提出者だから。
自民党の中では一切反対意見がなかったから、法案が出てきた。
僕らの中では、ここまで深い話になっているということに対して、ごめんなさい、
そこまでの理解が、法案を見た瞬間に見れなかったのは
僕らの責任だと思います。

で、みなさんの動きを見て、
感度のいい川内さんが反応して、
衆議院では大きくなったけど、
参議院の時点では実は国会のところまで届いていなかった。

年金とか、重要法案が一杯あったので
我が党の中でも、弁解をすると、
この著作権法はB法案といって、A法案になっていなかった。
他の野党、社民共産からも殆ど異論が出なくて
参議院を通過した。

そのぐらいの時には、
みなさんの署名が集まってきて川内さんが反応した。
その点は、自分の不明を恥じながら、申し訳ないなと。

しかし、その後の動き
僕はたとえ参院が賛成しても衆院で止めようという話は
うちの政調会長にもしましたし、

現実問題としては、
付帯決議は野党が出す。高橋さんの相談を受けて、
衆議院では参議院とは違う詳しい付帯決議が出て、
何とかくさびを打とうと。

この参議院のマニュフェストで、
僕らは具体的に
「洋楽レコードCDの並行輸入が阻害されることがないよう監視し、
消費者の利益が侵害される場合には、
必要な法整備を行う。」
ということを、マニュフェストに入れました。

そこで、政党としてのチェック機能を果たそう。
僕自身は、みなさんと連携できるのであればチェックしたいし、
文化庁に対してもチェックしたい。

ここで、追加質問があり、

政権を取れなかったら、マニュフェストを取り消さないか?
それでは信用されないだろう。
政党を超えて活動する覚悟が必要だ。
自民公明の議員でも分かる人はいるはずです。

との問いに対し、

福山議員
いますが、法案が出てきた時点では、自民公明の議員は
全員了承した前提で出てきますから、
勝負は、実は法案が出てくる前なのです。
これは政治の力学ですから、みなさんには
理解されにくいとは思います。

マニュフェストは我々のやりたいことのメニューですから、
政権取ろうが取るまいが、我々は言い続けます。
一回一回変えているようでは、信用されないというのは、その通りだと思います。
−−−−−−−−−−
posted by 旅烏 at 21:06| Comment(1) | TrackBack(1) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月15日

福山哲郎事務所からの返事

13日にこんなメールを、京都府の改選参議院議員と立候補予定者、各政党の府連に送らせてもらったのですが、福山哲郎氏(民主党・現)からお返事をいただきました。こちらから送ったメールに、返信があった際には公開し、情報を共有する旨を書いておきましたので、お約束どおり、公開させていただきます。

−−−−−−−−−−

メールありがとうございます。
ご質問の件につきましてご返信させていただきます。


○ 今回成立した法案に対する対応を
  現在、党として検討中です。
  今後、この法案に対し我々民主党がどのような動きを
  取るかにご注目いただければ幸いです。

○ もうすでにご存知かも知れませんが、本日「メトロ」で
  今回の一連の出来事を考えるフォーラムが開かれるのですが
  私自身、今回そちらにお誘いいただいているので、
  もし、お時間さえいただけるのであれば
  そこでお話させていただきたいと考えています。

 本日の事も記載させていただいているメールですので
 取り急ぎ、以上2点ご連絡させていただきます。

 詳しくは、またメールさせていただきますが
 ご質問がございましたら
 どんどん、こちらにメールしていただけましたら幸いでございます。

 急ぎでメールさせていただこうと思い
 乱雑な文面になってしまったことお詫びいたします。

 福山哲郎御池事務所

−−−−−−−−−−

無理してでもメトロいきゃあよかった……
posted by 旅烏 at 15:02| Comment(4) | TrackBack(5) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

極私的Watch Dogプロジェクトご紹介

OTO-NETAさん経由の情報です。
バー原子心母のさやさんが、極私的Watch Dogプロジェクトとして、各種輸入盤と国内盤の価格を比較してらっしゃいます。
是非ご覧あれ。




関係ありませんが、同じくOTO-NETAさんのこちらのエントリー、「日本のレコード産業界はこんなカンジ」にニヤリ。
posted by 旅烏 at 13:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月13日

問い合わせのススメ

さてさて、もうすぐ参院選でございますな。
そこで、私の住んでるとこの改選議員と立候補予定の方、そして各政党の府連(いや、京都在住なもんで)に、こんな感じのメールを送ってみました。
はてさて、はたして返事は来るのでしょうか?

−−−−−−−−−
突然のメール、失礼いたします。
参院選挙が近づいておりますが、未だどの政党・どの候補者に投票しようか、決めかねております。
つきましては、今国会で一番興味を持って見守っていた、輸入CDの問題について質問させていただき、投票する際の参考にさせていただこうと、ぶしつけながらメール差し上げる次第です。

今国会で著作権法の改正案が成立し、その中にCDの輸入規制に関する物が含まれていることは、ご存知かと思います。
国会における説明では、この改正案で規制対象となるのは、日本のレコード会社がアジア各国でプレスした安価なCD(以下、還流CD)であり、安価な商品が日本国内に逆輸入されることで、国内の音楽産業がダメージを受けることを防ぐものである、との主旨説明がなされました。
しかしながら、実際の条文では、規制対象に地域的な区別がなされておらず、日本国内でもプレスされているCDであれば、アーティストの洋邦を問わず、いかなるCDにも適用可能であることが問題視されました。
言い換えると、「不当に国内レコード会社の利益を損害する」とみなされさえすれば、米英等から輸入され、今まで問題なく流通していた輸入盤CDも規制の対象となりえるという問題が明らかになったのです。
そのようには運営しないという旨の大臣答弁や付帯決議がなされていますが、これは法的な拘束力を持たないことが、質疑から明らかになっています。
言い換えると、海外のレコード会社が「日本国内では国内盤のみを販売した方が利益が上がる。だから本国でプレスしたCDは日本に出さないようにしよう」と、輸入権を行使した場合、それを止めることは出来ないのです。
「いわゆる5メジャー(世界のCD市場の70%強を占める大手5社のこと)は、輸入権を行使する意志は無いといっている」との答弁もなされましたが、言うまでも無く5メジャーは利潤を追求する民間企業であり、経営のために意思を変えることは、十二分にありえることです。
この様な自体が生じた場合、消費者の利益が損なわれるばかりではなく、今まで輸入盤を多く扱ってきた小売店や輸入業者の経営にも悪影響が出ることが懸念されています。
そこでいくつか質問させていただきたいのですが

1・この改正された著作権法には、問題はないとお考えでしょうか。問題があるとお考えでしょうか。

2・懸念されていたような、立法主旨に反した還流CD以外の輸入盤輸入規制がなされた際には、法律の見直しが必要であると思われますか。必要はないと思われますか。

3・また「法律の見直しが必要である」と判断された場合、見直しに向けて何らかの働きかけはしていただけますでしょうか。

4・改正された著作権法では、CDの輸入禁止期間を別に政令で定めるとし、その上限を最大7年間としています。
  しかし、似たような法律を施行した香港ではその期間は18ヶ月であることや、多くのCDが1年前後で廃盤となることから、7年という禁止期間は長すぎるのではないか
という意見が散見されます。
  仮に政令で禁止期間が「7年」と定められたとしたら、これは妥当だと思われますか。それとも、長すぎると思われますか。
  また、これくらいの期間が望ましいという意見がございましたら、一緒にお伺い
できると幸いです。

5・今回の著作権法改正については、事前に行われた関係者間協議の場から消費者が閉め出されていたという意見が多く出ています。
  具体的には、法制小委員会には消費者の参加はなし。著作権分科会では2名が参加しました。
  これは少ないと思われますか、十分だと思われますか。
  また、今後、消費者をもっと参加させるべきだと思われますか。


以上5つ、質問させていただきます。ご回答いただければ幸いです。
また、この問題に興味を持っている方は大変に多く、その人たちと情報を共有したいと考えておりますので、ご回答をいただいた場合には、それを公開させていただくことを付け加えさせていただきます。
それでは、ご回答お待ちしております。


−−−−−−−−−−
返事、きますかねえ?
posted by 旅烏 at 09:18| Comment(0) | TrackBack(2) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月12日

宇多丸師匠かく語りき

2ch経由で知ったのですが、こちら、Rhymesterの宇多丸師匠のコメントでございます。以下、一部引用。

CCCDだと購入をためらうようになった。そして、自分たちの作品もまたその一部であることを、改めて嫌だなぁと思った。

いいぞ、師匠。もっと言ってくれ。
posted by 旅烏 at 13:54| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月11日

配信ビジネスにおけるアーティスト収入の考察(Unforgettable Daysさん)

Unforgettable Daysさんの『「1曲=100円」時代のアーティスト収入』というエントリーで、配信ビジネスが主になったらどのくらいの収入がアーティストにもたらされるのか、考察をなさっています。大体、15曲で手取り330万円くらいになるのではないかと。
大雑把な試算であることは文中でも言及されており、詳細に検討してみるとこの数値が上下することはありえますし、その上下幅も未知数なのですが、非常に面白いです。
ただ、エントリーを読む限り、(私が思いつく限りで)2つの要素が考察から外れているようなので、一応書いておこうかと。
1つは、ライブ収入。配信からの収入に絞ったからなのでしょうが、ライブから得られる収入には触れられていません。
もう1つは、廃盤がなくなることについてのメリット。配信ビジネスが音楽業界の主流となった場合、現在のCDを中心とした形態よりもカタログ落ち、廃盤が劇的に減ることが予想されます。これはアーティストにとってプラスに働くでしょう。

まあ、詳細に検討しようとしたら、iTuneにおける利益配分がどのようになっているかとか、以前からネットでの配信を行っているアーティスト(Todd Rundgrenとか)の話を聞いてみるとか、そういったことが必要になってくるのでしょうね。誰かやってくれねえかな。

結論としては、Todd Rundgrenをここにつれて来い、と。
そしたら、握手してもらって、シャツにサインしてもらおう。うん。
posted by 旅烏 at 15:45| Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月09日

SMEからの手紙

川内博史議員のサイトで、米国SMEから届いた書簡が公開されています。
ちなみに、副社長からの書簡なんですが、あれですか、SMEといいRIAAといい、副社長ブームなんですか?
ま、んなこたさておき、内容的には、RIAAから文化庁に宛てて送られた意見書と、RIAAからRIAJへ送られた回答書を追認する内容となっています。
RIAAからの書簡に関しては「これは直輸入盤をとめるつもりは無いと言っているだけで、並行輸入盤には触れていない」という懸念も表明されているので、川内議員の言うとおり、微妙な代物でありますな。
とはいえ、現時点でSMEがこういっているということは間違いないわけです。
ちなみに、Sony Music USAのサイトはこちら
Columbia、Epic、Legacy、Sony Classical、Odyssey、Sony Nashville、Sony WonderがSony関係のレーベルとして乗っかってますね。
posted by 旅烏 at 22:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CDの価格とか再販制とかDVDとか

昨日も触れさせていただいた「レコードやのアイドルな日々」さんですが、こちらのエントリーが、とても面白かったのでご紹介させていただきます。
本文もさることながら、エキサイティングなのがコメント。
冷静に、DVD市場や再販制のメリットとデメリットをも視野に入れた議論がなされています。是非ごらんあれ。
posted by 旅烏 at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月08日

HMVとタワーとAmazon

d.e.plusさんからの情報です。
本日行われたHMVとタワーレコードの共同会見についての、日経の記事であります。
「レコード店大手など、洋楽輸入盤流通で監視組織結成」
この記事によると、音楽関係者とも協力して、輸入盤の流通がきちんと行われているかどうか、監視組織の結成も視野に入れてるようです。ユニオンやレコファンも入れてあげておくれ。


そしてこちらも同じくd.e.plusさんの同じエントリーより。Amazonが、あの会議中に大声で笑うことでおなじみの池坊委員長宛に出した書簡であります。
そういや、ライムスターに「笑うな」って曲がありましたな。関係ありませんが。
文面は穏やかながら、Amazon、プレッシャーかけまくりです。
ちょっとだけ引用。

 Amazon.co.jp の何百万もの日本のお客様を代表し、今般の著作権法改正が、その意図するとおり、洋楽CD の値上げをもたらすものではないことを確認できたことに感謝いたします。私どもは、本件に関する今後の展開、特に、今回の改正立法趣旨に沿ったものであるべき税関当局による運用規則の策定について、今後ともお客様にお知らせしていく所存でおります。

つまり、「なんかあったら、お客さんにオープンにするかんね」と。いや、胸がすっとしたねえ(笑)
posted by 旅烏 at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

毎日新聞

毎日新聞が、HMVとタワーレコードの共同声明を取り上げました。記事はこちら

一箇所だけ引用すると

>同法はアジアからの安価な邦楽CDの逆輸入防止措置を盛り込んでいるが、洋楽の輸入盤CDについては付帯決議で事実上規制対象から外している


いや、付帯決議だけでは事実上外れていないから、みんな大騒ぎしてるんですが。
posted by 旅烏 at 20:04| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CDの価格について、面白い考察

音楽配信メモさん経由で知ったんですが、こちらで、CDの価格について面白い考察がなされています。
詳しくは読んでいただくとして、簡単にまとめると「20年前からアルバムって、ほとんど値段が変わっていない。でも、20年前と比べると物価は上がっている。そう考えるとCDの価格は相対的には下がっているのかもよ」というもの。
うん。非常に面白いです。
なすべき企業努力は、価格に関することだけではないというのはもちろんですが、ここはひとつ価格に絞って、つらつらと考えてみますと。

今のCDの価格って、収益を上げるのに最適なものとなっているのでしょうか?
「同じ枚数だけ売れるんだったら、もっと値段をこうすればいいんじゃないの?」ってのがあるんじゃないかなー、と。

例えば、これ、以前から疑問なんですが、新譜の値段って、大体同じですよね。
なんで?
いや、本当にわからんのです。
ビッグヒットが望める新譜については値下ってのはよく見かけますが、その他は大体同じ。
不思議なんですよ。なんでもっと価格に強弱をつけないのか。
売れそうなアルバムはこの値段で、そこそこのアルバムはこの値段で、売れそうに無いけど一定の需要が見込めるアルバムはこの値段で。
それだけで、ずいぶん違ってくるんじゃないかと思うんだけど、これって素人考えですかね?
今って、価格って実質三種類くらいしかないじゃないですか。「一般」と「ミリオン狙い」と「名作の再発」。
なんでもっと柔軟に価格設定できないのか、本当に不思議です。
posted by 旅烏 at 18:36| Comment(5) | TrackBack(4) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月06日

不買について

音源の不買について、考えていたのですが。
うまく言葉になるかわかりませんが、とりあえず書いてみます。

今回持ち上がっている「不買運動」というのは、組織的なものではないと思うんですよ。
「○○社のレコードは買わない!」とか「△△のアルバムは買わない!」とか、そういったスローガンのもと、一致団結して起こすものじゃないと思うんです。
不買運動は逆効果だという意見もあり、それは頷ける部分も大いにあるのですが。

今回の法案の件で、多くの音楽ファンが怒りや失望を感じたわけで、その実態は一枚岩でも何でもありません。ただ、多くの人が見守る前で愚行が行われた、というだけのものです。
しかし、それを見ていた(私含め)多くの人が「こんだけコケにされて、黙ってられるか、あぁん?」といった思いを抱いたわけで。
その結果、自然発生的に立ち上がる不買運動には、識者が思い描くようなルールや最適な効率は存在しません。
各人が、より慎重に購入する音源を選ぶようになる。それだけのことです。

言い換えると、気にいらねーCDにはビタ一文も払ってやんねーよ、という人たちが劇的に増える。そういったもの。
「不買運動」というよりも「不買現象」といったほうがしっくり来るものだと考えています。
「がー! 死ぬまで邦楽は1枚も買わねー!」といった人もいるでしょうし、「ペッ! アイツんとこのCDは見たくもないわい!」という人、「あのアーティストのCDはちょっとなあ」という人、「もう、インディーズ一筋で行きます」という人、「これからは直輸入ですますわ」という人、「iPodしかもう使わねーよ!」という人、千差万別でしょう。それを一方向に向けて統制するなど不可能です。
また、統制するべきではないと思います。

しかし、統制されない不買が効果的であろうが逆効果であろうが、犠牲が出ようが出なかろうが、起こってしまうのです。まず確実に。
それによって、音楽業界にどのような影響が出るのか、実のところ、確実なところは誰にもわかりません。
しかし、それでも起こるでしょう。なぜなら、多くのリスナーが売られた喧嘩を買ったからです

さて、レコード会社は、予期せず売り返された喧嘩にどう対応するのか。
逃げるのは容易ではありません。なぜなら、数的に一番多いのは、レコード会社でも、アーティストでも、音楽関係者でもなく、リスナーだからです。
結果、日本の音楽産業は、輸入件の影響を云々するより以前の段階で、壊滅する事だってありえます。
しかしそれでも、不買現象は起こるでしょう。
これは彼らが招いた結果ですから。
posted by 旅烏 at 22:11| Comment(0) | TrackBack(4) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

“見張り番”プロジェクト

The Trembling of a Leafで、謎工さんが“見張り番”プロジェクトの結成を呼びかけてらっしゃいますので、お知らせさせていただきます。


この手の能力は、2chが優れているかもと、思ってみたりみなかったり。
posted by 旅烏 at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽業界関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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